コラム– category –
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「こんな自分でも、こうして楽しく働いているんだぞ」という背中を、子どもたちに見せ続けたい
「こんなヤツがひとりくらいいたっていいだろう」。 僕はこんなことを思いながら、日々学校で、弊団体の教室で子どもたちと接しています。 これは何度か書いたことですが、僕は子どもたちと接する上で、7割がた「上下関係」というものを捨てています。別に... -
【保護者のおなやみ相談】子どもがからかわれています。「先生に言わないで」と言われていますが先生に相談したほうがいいのでしょうか?
こんにちは。 スタッフの得津です。 先日、知り合いの方から「子どもがからかわれているけど、どうしよう?」と相談を受けました。 「先生に言わないで」と言う子どもの気持ちも尊重したいし、けど自分の子どもがからかわれているの... -
学校に行きたくても行けないのはこんな気持ちかもしれないと思ったGW初日
誰に話しても、「それは考えすぎだよ」と言われる出来事がゴールデンウィークの初日にありました。 角が立つのはイヤなので少しぼかした言い方になりますが聞いてください。 ゴールデンウィークの初日。 仕事に関するとある勉強会が開かれる予定で... -
不登校の保護者が詐欺に遭うような社会を許していいのだろうか?
「え? そうなんですか?」 東京のイベントが終わり、関東の不登校事情を聞いていたときのこと。 「詐欺とか多いんです」 聞いてびっくりした。 関西では、まだまだ不登校に関する講座とかは少なくて、親の会くらい。 なのに、東京では、そうやってなんだ... -
人と違うことをすることで生き延びた僕は「集団恐怖症」だったんだ
先月末放送された、NHKスペシャル『シリーズ 子どもの声なき声(2)「“不登校”44万人の衝撃」』。 この番組で流された序盤のVTRに、僕は思わず言葉を失いました。 中学校の講堂のような場所で、制服を着た集団が、一糸乱れず「よろしくお願いします!... -
不登校の子に必要なのは、暗闇の中を照らす光だ。
あのとき、僕は暗闇の中にいた。 自分がどこにいるかも分からない。 立っているのか座っているのかすら定かではない。 平衡感覚ですら奪われたみたいだ。 当てもなくさまようと、不意になにかにぶつかる。 痛みでうめいてみたところで誰も居ない。 いった... -
自分が「敏感すぎる特質」で良かった―「HSPと天職」に関するインタビューを受けてきました
「自分のやってる仕事が天職かそれに近い!ってHSPさん、いらっしゃいませんか?」 ある日Twitterでこんなツイートを見かけて、思わず手を挙げました。 もう、このブログを通して何度もカミングアウトしていますが、僕は極度の過度に敏感な特性「HSP」です... -
こどもの居場所が自分の居場所にもなっていく|東近江BBS会インタビュー
■滋賀県の東近江市で「こども基地いと」という屋内型の冒険遊び場づくりをおこなっている東近江BBS会。代表の藤澤彰祐さんに活動のやりがいや、現在の活動が生まれたきっかけなどをお話していただいた。 ー本日は、どうぞよろしくお... -
不登校のことで泣いていた親が笑顔で語れるようになった理由
ここまで変わるのかと思った。 僕と同じグループで話す女性は、笑いながら、明るく自分の話をしている。 数ヶ月前、「どうしたらいいか……」と涙ぐみながら相談していた人とは思えない表情をしていた。 僕たちが定期的におこっなっている不登校のお話会。 ... -
ふざけている生徒にキレたあと、僕はハッキリ「 #学校ムリかも 」と自覚した
僕が、不登校になったきっかけ。 今でもそうなのだが、僕は子どものころから「他人が誰かに怒られている」という状況がめちゃくちゃ苦手だった。小学6年のとき、音楽の授業を担当していた先生が怒るのが怖くて、何度も何度も仮病を使って保健室でサボった...