田中 洋輔– Author –

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒
中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
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子どもが1年間心待ちにしていた、まちあるきイベント
「今年もたのしみにしててん」 参加した小学生が声をかけてくれた。 この日は、親子参加で”おとなTRY部”のイベント。 「ほら、去年撮った写真やで!」 デジカメを持って、撮った写真を見せてくれる。 「今日は、なにをするの〜?」 今回のイベントタイ... -
【自宅でもできる!】夏休み、子どもに体験させたい10のこと
夏休みがはじまりました。 ダラダラ過ごしていると、あっという間に過ぎてしまいます。 あついからと言って、家の中でずっとゴロゴロしている子どもを見ていると、「宿題しなさい」と、イライラしてしまいますよね。 せっかくの長期休暇! 子どもに体験さ... -
すぐできる! 子どもの自主性をグイグイ伸ばす方法〈草津小学校講演会レポート〉
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「どうしても聞いて欲しいことがあるんです」と、保護者さんからメールがきた。 夜、21時過ぎまで授業をしている僕は、夕方頃に仕事が終わる保護者さんと入れ違う形になってしまい、なかなか電話を受けることができなかった。 「遅くにお電話しても... -
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ある日のこと。 京都で不登校の保護者さんたちが集まるイベントへ参加したとき。 1人の保護者さんに、「なんとか昼の居場所をやってくれませんですか?」と言われました。 正直、僕は、やろうとは思っていませんでした。 でも……。 4月より始めた不登校の子... -
「かわいい子には旅をさせろ」という理由〈草津の小学生、無料招待!〉
旅は、学習塾であると、僕は強く思う。 小学4年生の夏、僕は日本から遠く離れた土地、オーストリア・ウィーンにいた。 「なんとか来られた……」 親から離れ、仲間と共に僕はこのヨーロッパの地へやってきた。 はじめての海外。 1週間も家族から離れるのも、... -
「勉強するヒマがあるなら、マンガを読んだほうがいい」と本気で思う理由
マンガ、読んでますか? 映画、見ていますか? アニメは、どうでしょう? 僕は、子どもたちにもう耳にタコができるくらい言っています。 「マンガを読め!」 「アニメを見ろ!」 「ドラマを見ろ!」 「映画館へ行け!」 と。 どうしてか? それは、子ども... -
ある簡単なワークをしたら、進路で悩む高校生が「仕事楽しそう!」となった話
ドラえもんになれたらいいなぁ。 いや、別にあんな丸っこい体型になりたいわけじゃない。 そこには憧れない。でも、やっぱり、僕はドラえもんという存在に憧れるんだ。 教室(TRY部)の授業が終わって帰り道のことだった。 大学生インターンのリュウジ...