TRY部には、深夜部屋というこっそりみんなで会話する場所があるんです。
TRY部では、基本的に活動は7時から23時に決めています。
小学生もいるのでイベントは22時まで。
22時以降は、通知などを切るようにして参加したい子たちだけで雑談などをしています。
けれど、どうしても寝られない。夜が不安でつらいなどの声があったので、「深夜部屋」というものをつくっています。
ボイスチャット(通話)は禁止にして、チャットのみでの実施。
参加するかどうかなどは各ご家庭のルールにお任せにしています。
おもしろいもので、子どもたちは自ら「最近、ちょっと寝るの遅いから、早く寝るようにするわ」と言うこともあります。
こちらとしては、出来れば早く寝て欲しい。
「早く寝ろよぉ〜」って思っている(苦笑)
でも、夜の時間が怖い。しんどい。つらい。さびしい。といった気持ちも充分に理解できます。
僕自身も、引きこもっていたときの夜中は、ほんとにしんどかった。
誰かと繋がっていると思えるだけで、心理的な安心感はハンパないもの。
ならば、まぁ、仕方ないかな、と。
TRY部は、こちらがすべてのルールを一方的に決めつけるのではなく、ホームルームを使い、一緒にルールを考えています。
もちろん、すべての子どもたちの意見が採用されるわけではなく、スタッフの思いや考えなども伝えていきながら、決めていきます。
そのため、新しいルールが出来るし、過去のルールも修正が加えられることもあります。
柔軟なことが、TRY部の良さの一つではないかなと、個人的には思っています。