こんなフリースクールがもっと増えればいいと思った|ボランティアインタビュー#14
こんにちは、D.Liveスタッフの得津です。
今日は私たちが運営するフリースクール昼TRY部を半年間手伝ってくれた、まいくさんにインタビューしました。半年間の経験で感じたことや、とてもユニークな参加のきっかけについてお話ししてもらいました。
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ー今日はよろしくお願いいたします。早速なんですが、まいくさんは昼TRY部のボランティアに来て、どれくらいになりますか?
まいくさん:そうですね。ちょうど半年くらいですね。
ーそうでしたね。参加したきっかけはなんだったんでしょう?
まいくさん:きっかけですか。なんだろう。単純にボランティアをしてみたいという気持ちは一回生の頃からありました。それで、ネットで調べてみたら昼TRY部を見つけたのでエントリーしてみました。せっかく大学生になったのに勉強ばっかりするのもいやだなという気持ちもありました。
あと、いま思い出すと笑っちゃうんですけど、僕なにかの理由で最寄駅から一駅分の距離を往復で走ったんですよ。で、走っている最中に「よし、ボランティアやろう!」と思って、その場で検索してエントリーしました。で、またランニングを再開したんです(笑)!
ーすごい理由ですね(笑)。昼TRY部のボランティアに来る学生さんは教育学部や社会福祉学部の学生さんが多いんですが、まいくさんは違いますよね。ここでのボランティアが将来の仕事にダイレクトに関わる訳ではないですけど、それは気になかったですか?
まいくさん:そうですね。将来のことも気になったりもしたかなぁ。でも、何よりも不登校のことや、不登校の子どもたちとの接し方を知りたかったですね。それが昼TRY部を選んだ一番の理由ですかね。
ーなるほど。では、実際にやってみてどうでしたか?印象に残っている出来事などがあれば教えて欲しいです。
まいくさん:昼TRY部って、思ったより自由ですよね。もちろん、いい意味で!ボードゲームをめっちゃしますよね、ここ(笑)。参加する前はもっと勉強の時間があるのかなと思ったんですけど、活動の時間の半分以上がボードゲームで驚きました。今は、こっちの方がいいなと思います。
ーうち、結構ボードゲームで遊びますもんね(笑)。不登校のことを知りたいとおっしゃっていましたが、昼TRY部のボランティアを通して、不登校のイメージに変化はありましたか?
まいくさん:最初はお互いに緊張もありましたけど、みんな明るいですよね。びっくりしました。
ー緊張したんですね。こっちから見ていると上手に関わってくれているから、すぐに生徒たちも親しんでいた印象でした。続いてお伺いしたいのですが、フリースクールのボランティアをする中で自分なりに学んだことがあれば教えて欲しいです。
まいくさん:そうですね、昼TRY部のようなフリースクールがもっと増えればいいなと思いました。不登校という概念を変えたいというのか、不登校をもっと融通が利くものになればいいなと思うようになりました。通う場所が学校しかないのが窮屈だなと。
ーそんなことを考えていたんですね!今まで一回もそんな話をしたことがないので、びっくりしました。おっしゃるように、昼TRY部のようなフリースクールがどんどん増えるといいですよね。さて、最後になりますが、ボランティアを検討している学生さんへメッセージをお願いします。
まいくさん:楽しい場所なので、ぜひ来てください!
お知らせ
自分に自信がもてない思春期の子どもたちが、自信を取りもどせる居場所づくりをしているNPO法人D.Live(ドライブ)。D.Liveでは2種類の子どもの教室を運営しており、ボランティアを希望する学生や社会人が自分の時間や関心に合った教室を選べるようになっています。