いろいろなカタチの不登校相談、やっています。

先日のこと。
右手がしびれるのを感じた。

痛みを感じ、キーボードを打つのもツライ。

「腱鞘炎だな…」

普段からずっとパソコンで仕事をしている。

キーボードやマウスを使うことも多い。

痛みがひどく、仕事が出来ない。

整骨院へ行き、見てもらった。

すると、先生に、「田中さん、これ、首だね」と言われる。

「ん? 首?」

レントゲンを撮ると、首の骨が神経を刺激していた。

手首に湿布を貼ってもまったく効果が出ず、先生に言うと、

「うん。原因は、首だからね。肩のところに貼らないと効果ないよ」とのこと。

原因がハッキリしたことで、対策(ストレッチや湿布)なども分かり、1週間ほどで痛みはひいた。

 

不登校は難しい

 

医者が、患者を診て、「ここが原因だね。これは、この症状だね」と診断するように、僕も話を聞くと、だいたい分かる。

「あぁ、この子はこんな感じですね。ここが課題ですね。原因ですね」と。

これは、たくさんの子どもたちを見て、保護者からの多くの相談を受けてきたからこその経験値。

そして、なにより自分自身が不登校経験者であったことの当事者としての感覚。

プラスアルファとして、学んできた知識。

すべてが合わさり、あらゆるものを総動員して、診る。

渦中にいる保護者のかたには、なかなか難しい。

冷静に判断をすることも、客観的に診ることも。

僕が、「手首が痛いのは、手首に問題があるからだ」と判断したように、「きっとこうだろう」という仮説は、正しくないことが多い。

なにより、どうしたらいいのか、対策や手段が分からない。

病院へ行く前、「手 しびれる」などで検索し、薬局でいくつか薬も買った。湿布も貼った。

でも、まったく効果が出なかった。

検索し対応を調べ、薬を買う。

「なんでこうなった?」
「どうすれば、治るんだ?」
「仕事出来ないぞ。。。」

悶々とする日々。
痛みが治まらず、不安にもなる。

不登校は、どうしても時間がかかることが多い。

僕の手のしびれなんか些細なことだ。

ツライのもたかだか1週間や2週間くらい。

けれど、不登校は違う。

何ヶ月も、長いと1年以上も思い悩むことになる。

どうすればいい?
なにが課題だ?
対策は?

検索する、思い巡らせる、本を読む。

親として出来ることはなんだろうと思い、考え、悩む。

それでも、なかなか光明は見えてこない。

 

とにかく、頼って欲しい

 

手がしびれ、僕が整骨院へ行ったように、不登校の困りごとに関しては、ぜひ専門家へ頼っていただきたい。

一人で悩み、考えるのには限界がある。

客観的に子どもを見るのも難しい。

まずは、相談して欲しい。頼って欲しい。

もしかしたら、意見が参考にならないかもしれない。
解決に至るにまでいかないかもしれない。

でも、頼ること、相談することでなにかに気づく。

相談のヒヤリングシートを書いていくなかで、「あぁ、以前に比べたらうちの子、だいぶ元気になってきているって気づけました」と話すかたもいる。

話すことで、自分自身が抱えている悩みが明確になってくることも多い。

 

 

僕は、不登校で悩む人を減らしたい。

 

「不登校を解決する!」なんてことは思ってもいないし、出来もしないし、それがすべて正しいとも思っていない。

けれど、不登校という問題で親子が苦しむのは、イヤだなと思う。

不登校は1人1人、背景も原因も課題も違う。

「キミはこのタイプだからこうだね」とAI診断ですべて分かるわけではない。

だからこそ、ぜひあなたの話を聞かせて欲しい。
相談して欲しい。
頼って欲しい。

 

いつでも気兼ねなく相談したいかたには、チャット相談もある。

話す時間が取れないかたには、ビデオメッセージ(アセスメントサービス)でアドバイスを送るサービスもある。

面談は、オンラインで出来るので、いつでもどこでも参加出来る。

子ども面談も親子面談もどんとこーいっ。

(詳しい内容は、下記のバナーから!)

 

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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