とあるNPOの見学に行ったら、むっちゃ嫉妬した話

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もう3年以上前のことです。

関西のとある教育系NPOの代表をされている方から、そのNPOでされている事業を伺うために相手の事務所へ行ったんですね。

 

そちらのNPOでは子ども達の学習サポートを兼ねた居場所づくりをされています。ですので、事務所といっても仕事場のようなイメージではなく、とてもアットホームな雰囲気でした。もっといえば家でした。代表さんやボランティアさんが事務所で寝泊まりすることも珍しくないそうです。

 

代表の方からは、50名ほどのスタッフやボランティアさん達がいることや、ボランティアさん達が担い手の中心になっていることを伺いました。ぼくが訪問したときも大学生のボランティアさんが3〜4人いて、活動の準備をしたり子ども達と過ごしたりしていました。

 

 

50名もメンバーがいることや、メンバーのみんなが楽しそうに活動へ参加していることが、ぼくにはとても羨ましくて、「いいなぁ、いいなぁ」とこぼしながら帰ったことをよく覚えています。「大学のサークルやん!絶対楽しいやん!」って思ってました。嫉妬してました。なんでこんなにいっぱい集まるんだろうって。

 

当時のD.Liveは、10名ほどのボランティアさん達が参加してくれていました。ですが、参加してもらう事業がバラバラでしたから、大学のサークルのように先輩が後輩の面倒を見るような一体感や規模感、楽しさみたいなものは全然なかったんです。仲は良かったですけど。

 

そんな具合でしたから、「訪問先のNPOのようにたくさんの学生さんに選んでもらえるNPOになるもん!」と密かに決意していました。

 

 

そして2021年。

現在は20名ほどのボランティアさん達に参加してもらっています。

ここまでくると、ちょっと大学のサークル感が出てきました。

 

 

飲み会の企画が苦手なぼくに代わって、年末や年度末などの節目にボランティアさん企画のお疲れ様会が開かれたこともありました。毎週の活動終わりに自主的に集まって、子どもとの関わり方を勉強するボランティアさん達もいました。スタッフが全然知らないところで、先輩ボランティアさんが後輩ボランティアさんの悩み相談にのっていることもあったそうです。

 

ボランティアとしてお願いしていない部分まで気を回してくれる皆さまには感謝でいっぱいです。

 

 

手伝ってくれる人が増え、規模が大きくなり、嫉妬したNPOのような形に近づいてきたことは、個人的に嬉しいです。ただ、規模が大きくなったことを機に、嫉妬してた気持ちがふっ飛ぶくらいに嬉しいことがありました。それは、大学生ボランティアさんのセーフティネットにD.Liveがなっていたことです。

 

「子どもに、自信を」がD.Liveのスローガンです。

このスローガンに基づき、D.Liveでは子ども達の自尊感情を育めるような事業をおこなっています。

とはいえ、自尊感情が損なわれたり、自分に自信が持てなくなったりするのは子ども達だけではありません。大学生だって悩むときは悩むし、自分はダメだと思ったりします。

 

これが子どもだったら、地域の居場所に通うことができます。子ども向けの居場所は全国にあります。けど、大学生以上の年齢を対象にした地域の居場所ってほとんどありません。大学生以上の年齢が集まれる場所はあります。カルチャーセンターのような趣味の集まりも、PTAやママサークルのような集まりも、それこそ大学には部活もサークルもいっぱいあります。

 

ただ、「大学生の自信を育む居場所です」みたいな、大学生の年齢以上を対象した支援や居場所は全国的にみても少ないです。予算がない、実例がない、担い手がいない、などなど少ない理由はいろいろ考えられます。支援される側になりたくないという人だっているでしょうし。

 

一方で、先ほども言ったように大学生だって悩みます。しんどさを抱えています。コロナ禍で、それが一層際立ったように思います。2月13日に放送されたTBSの『報道特集』でも、ずっとオンライン授業で友だちが作れない大学生や、バイトのシフトを入れてもらえなくて生活費が足りない大学生のインタビューが放送されていました。

 

 

生活費が足りないなど、福祉に関わるような課題はすぐさま支援されていいとぼくは考えています。SOSを出すことは何も恥ずかしいことじゃない。

同じように、何も手に付かない、やる気が出ない、そんな心がしんどさについても躊躇わずにSOSを出して欲しいのですが、緊急性を低く見積もっているのか、自分から支援を求めることは少ないようです。

 

そんな大学生にとっては、「ついで」がちょうど良いんだとボランティアが増えてから気づきました。

何か一緒に作業をしているついでに悩みを聞いたり、相談に乗ったり。意識していたわけではないですが、去年ごろからこういった動きがしやすくなってきました。就職や進路のことなど、解決はできないですけど、「ついで」に話を聞くことで、大学生ボランティアの悩みを受け止めるセーフティネットとしてもD.Liveが機能しつつあることを嬉しく思っています。

 

嫉妬した話から随分ちがう方向へ話が逸れてしまいましたが、変わらず選ばれるNPOでありたいですね。

 

☆お知らせ☆

大学生ボランティア拡充のための”チョコ”っと募金キャンペーン実施中!

D.Liveでボランティアをしたい大学生の金銭面での不安を少しでも和らげるために、バレンタインに合わせて”チョコ”っと募金キャンペーンを実施中です。いただいた募金は全てボランティアさん達のために使います。D.Liveの居場所に通う子ども達へ質の高い支援を届けることにもつながります。ご協力、よろしくお願いします!

バレンタインは終わりましたが、まだまだキャンペーンは実施中です!皆さまからのご支援、お待ちしております。

>>キャンペーンサイトはこちらから

 

 

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。