10/25(日)不登校のおはなし会in滋賀 共感的な話の聞き方って、どうするの?

突然ですけど、相手の話を聞くことって難しくないですか。

近年の教育におけるコミュニケーション能力の向上といえば、自分の意見をわかりやすく伝えるとか、自分の主張を通すだとか、伝えることや話すことに力点が置かれていますけど、本当に肝要なのは聞くことだと思っています。

 

というのも、日頃、不登校の子ども達と遊んだり話したり、時には大事な話をしたりしていますけど、わからないことのオンパレードなんですよね。

 

流行りのゲームやアニメ、youtuberはどんどん新しい名前が出てくるし、学校や進路のことは話が二転三転したり、子ども自身も言葉にできず伝えられなかったり。

 

どの子どもと話しても、「君の言いたいことは完全にわかった。もう大丈夫」なんて思ったことは一度もありません。むしろ、「全然わからないからもっと教えてくれる?」「さっき、こう言ってたけど、具体的なエピソードってある?」など、聞けば聞くほど知りたいことや教えて欲しいことばかりが出てきます。

 

そこに追い打ちをかけるように、「共感的に聞きましょう」なんて聞くことへのお題目を掲げられたら、「いや、まだ理解もできていないんですけど…」とこぼしたくなります。

 

もしかしたら、相手の話を聞くときに必要なのは、共感的に聞くことではなく、理解も共感もできない前提で、とにかく聞き続けようとするタフさなのかも知れません。

 

理解も共感もできないことが多いからこそ、たまに分かり合えたときや、自分も似たような経験が呼び起こされたときにこそ、「あ!わかる!」という共感や感動が生まれるのではないでしょうか。

 

実際のところはよく分かりません。

 

わからないのですが、子どもが不登校になったときに親として求められる、「聞くこと」の難しさをテーマに、今回の「不登校のおはなし会in滋賀」では一緒におはなしできればと思っています。

 

今回は滋賀県立精神保健福祉センターの職員さんをゲストにお招きしました。聞くことだけじゃなく、センターの取り組みなどもお話いただく予定です。

 

■ これまでの参加者の感想

「子どもに”やらない”選択肢や、毎日の小さなミッションを与えること、昼間の外出をゆるすことを知れてよかったです。」 (N・Kさん)

「参加されたみなさんがとても明るかった事といろんな方の意見が聞けたことがよかったです。」(M・Iさん)

「参加者同士でいっぱい話せて楽しかったです!”やらなくていい”選択肢をつくりたいと思います」(A・Oさん)

「体験談など、どうしたらいいかわからなかった話が聞けたので、来てよかったです。また、同じ立場の方と交流できてよかったです。」(R・Nさん)

 

■ こんなかたにオススメ

・子どもにいま必要なことは何なのか探している
・共感が大事と聞いたことはあるけど、そもそも子どもの話は知らないことばかりでどうしたらいいのかわからない
・ネットで調べた不登校の体験談はアテにならなかった
・不登校に関する悩みを相談できる相手をさがしている
・同じ立場で話せる時間が欲しい

 

■ イベント詳細

◎日時

10月25日(日) 14:00~16:30 (受付13:30〜)

◎参加費

1000円

◎プログラム

・自己紹介
・ゲストスピーカーによる話題提供
・質問タイム
・参加者みんなで話す時間
・ふり返りやアンケートなど

 

◆ 話題提供

末代 咲恵さん (滋賀県立精神保健福祉センター職員)

精神保健福祉センターで、不登校をはじめ、多種多様なニーズを持った子ども・若者のカウンセリングに携わっている末代さん。おはなし会では、センターが行なっている子ども・若者支援の取り組みのご紹介や、末代さんが相手の話を聞くときに心がけていることを中心にお話いただきます。

 

◎定員:8名

◎対象:不登校のお子さんがいる保護者さん

◎参加にあたって:事前の検温とマスクの着用をお願いいたします。

 

◎会場:昼TRY部 滋賀校
住所 滋賀県大津市大萱一丁目9-7 ワイエムビル202
駐車場はございませんので、お車で来られる際は近隣のパーキングなどをご利用ください。

 

◎お申し込み

件名を「10/25 不登校のおはなし会参加」とし、

本文に、お名前・ご住所・ご連絡先を明記のうえ、info@dlive.jp にメールをお送りください。

※こちらからのお返事が届かないケースが増えております。迷惑メール対策をされている方は特に、info@dlive.jpのメールが届くよう設定をお願いいたします。

 

 

主催

NPO法人D.Live

お問い合わせ先

info@dlive.jp

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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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