高校が留年になったとき、逆に大きなチャンスなんじゃないのか?

最近、高校生の保護者さんからのご相談が多いです。
僕たちがおこなっている保護者向けのサークルでも、そろそろ留年が決まりそうなどといった声が出てきています。
また近いうちに高校生の保護者向けのセミナーはやろうと思っているのですが、今日は僕が思っていることがあるので書きたいと思います。
僕たちはずっと、中学校卒業したら高校に行き、その後は大学へ進学する。
それが当たり前のように生活していました。
けれど、不登校になるとそれができなくなります。
高校では、出席日数が足りないと進級することができません。
その時、これからどうするのか選択を迫られます。
ほとんどの方は、転校するか留年するか。
このどちらかで迷います。
でも、僕はもっと他の選択肢があると思うのです。
海外留学も1つでしょう。
「いや、日本の学校すら満足に行けないのに海外って。。。」
そう思われるかもしれませんが、環境を変えると人は変わることができます。
どうしてかわからないのですが、僕は海外へ行くと人見知りがなくなります。
積極的に人と話かけるのにも躊躇しません。
ただ、妻と一緒に行くとなかなかうまく話しかけたりできないので、どうやら知っている人がいるとダメみたいです。
親から離れることで、何かが変わることもあります。
他にも、農家に住み込みで働くという手もあります。
高校には、いつでも入り直すことができます。
高卒認定試験も気が向いたときに勉強すればいいでしょう。
今の時点で元気がない。勉強の意欲が持てない。
ならば、あえて積極的に現実逃避すると言う手もあると思うのです。
ここで言いたいのは、とにかく環境を変えましょうと言う話ではありません。
広い視野で、いろんな選択肢を吟味しましょうという話です。
高校の留年が決まると言うのは、残念なニュースに思えるかもしれません。
けれど、逆に考えると、いろんな選択肢を試すチャンスでもあるのです。
僕たちが持っている以上に生き方と言うのは自由です。
大学生になると、年齢等ほとんど関係なくなります。
高校卒業し大学へ。そして就職する。
それだけが全てではありません。
就職した後で、大学へ入学することもできるでしょう。
住み込みで農業をしながら、勉強することもできます。
もっと自由に生きることができるのです。
「ワクワクするような選択肢ってなにがあるだろう?」と考えてみてください。
もしかしたら、今まで見えていなかった選択肢が見えてくるかもしれません。
細かいご相談については、ぜひLINEしてくださいね。
中学生の進路についてはnoteに詳しく書いているので、良かったらご覧ください。
ではでは!
不登校の子の高校進学 – 候補先と子どもへの提案方法-
進路選択で悩むときに活用できる実践法[講義動画]
ps
ちなみに僕は2ヶ月間、大学生の頃に北海道の帯広でずっとじゃがいもを掘っていました。