保護者向けのオンラインコミュニティは、良いところ取りだった。
7月より保護者のかた向けのコミュニティ『おとなTRY部』を始めました。
今、だいたい20名ほど。
Slackというアプリを使って、クローズドなコミュニティ。
まぁ、Facebookグループみたいなものですね。
困ったときはD.Liveスタッフにいつでも相談できます。
参加している保護者のかたに「これ、どうです?」と聞くこともできます。
この場って、不登校支援の良いとこ取りだなぁと思っています。
不登校親の会って、共感ベースですよね。
「分かるよぉ」「しんどいよねー」と。
共感してもらえるのはありがたいけれど、専門的な意見や具体的なアドバイスがほしいときもあります。
一方、カウンセリングや不登校支援の相談では、具体的なアドバイスがもらえます。
ただ、お金もかかるし、逐一相談することはできません。
『おとなTRY部』では、いつでも気軽に相談ができます。
他の人がしている相談に対する返答も見られるので、参考になるのですよね。
また、「おとなTRY部」と言っていますが雰囲気は「サークル」です。
美味しいごはん作ったら料理の写真をアップします。花が綺麗だったら、「これみてみて」とみんなに共有します。
子どものことで悩みを解決したい、不安を減らしたいという思いで入ったとしても、気がつくと「あっ! ここに仲間がいる」という気持ちになってきます。
すでに、「みんなで旅行したいね」なんて話も出ています。
オンラインでおこなっているので、参加者のかたは全国にいます。
今後、世界にまで広がるかもしれません。
そうなってくると、親子で泊まりに行ったり、一緒に遊ぶこともできます。
親御さんの繋がりが増えると、そのつながりは子どもにも活用できます。
釣り好きなパパが、他の釣り好きな子の師匠になることもあるかもしれません。
出会うことがなかった繋がりが『おとなTRY部』を通して出来てくるのです。
他にも参加者特典として、メンバー同士のオンライン飲み会、読書会、オンラインセミナーなどもあります。
入会金も退会金も必要ないので、とりあえず1ヶ月試してみることも可能です。
よかったら、ぜひ検討してみてくださいね。
下記に僕がSlackで投稿したコメントをいくつか抜粋しています。
自分で言うのもなんですが、かなり勉強になると思います。
[概要紹介]オンライン おとな TRY部 (サークル)
ps
サークルの引き落としは1日なので、「参加したい!」というかたは8月1日以降に参加されることをお薦めします☆
https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/dango06
結構、哲学的なことや難しい子が多いので、そういう子たちに向いてます!!
https://amzn.to/2WPS60l
完璧主義な子って、ゼロヒャクなんですよ。
なので、上手くいかないと全部だめだーっておもいます。
しかも、完璧主義な子にはなぐさめも無意味です。
じゃあ、どうするか?
意味付けなんですよ。
「今回、勉強自分でがんばったと思う? 結果関係なく、10でいうとどれくらいがんばった?
今までと比べてどう? 今回のほうががんばった? そっか。なら、まずこれまでの自己ベストなんだよね? それすごいやん。今までよりも頑張れたってことは成長してるってことだよね?」
「今回、うまくいったことはなに? これはよかったってことは?」
「今回、一番悔しいことってなに?」
「なにがイマイチだった? 次、どうすればもっと上手くいくと思う?」
みたいな感じですね。
結果しか子どもは見ないので、ちゃんと過程にフォーカスをあてさせます。
そして、「良いこと」も見ないので、ちゃんと「良かったことはなに?」と聞きます。
「次頑張ろう」ではなく、具体的にどうすればよかったのか、改善点について話し合います。
まぁ、ここまですると完璧ですけど、可能なら出来るところからやってみてくださいー!
意味づけはどんなときでも有効です。
学校行くと言って行けないときでも、
「以前はさ、行くって言ってもベッドから出ることできなかったよね? でも、今日は靴まで履いた。玄関から出られないけど、ベッドから出た。これは進歩だよ! 次は打倒玄関で頑張ってみよう」とね。
つまり、ゴールを「学校へ行く」から「玄関から出る」に下げるんですよね。
これ、ゴールの延長線上にある目標です。
玄関から出て、学校へ行くっていう。
完璧主義は、目標を下げたくないので、「目標点数下げよう」とかは無理なんですよね。
なので、このあたりちょっと難しいですけどねー
よかったら参考にしてくださいー
僕は、仕事柄言っていますけど、自分の子どもが不登校になったら不安になると思いますよ。
「どうしたんだろう?」
「どうすればいいのかな?」
「これからどうなるの?」と。
なかなか割り切れるものでもないし、割り切るべきでもないと思っています。
感情ってそんな単純なものじゃないです。
なので、ももさんが今感じている不安とかあせりってのは当然で、なにもおかしくありません。
不安だなぁ、心配だなぁでいいんですよ。
強くあろうとする必要もありません。
ここでの交流やYouTubeなどを見ていただいて、すこーしずつ不登校のことを理解していってもらえればいいです。
すると、どこかで「あっ、大丈夫かも!?」というときが来ます。
ここにいるかたもみんな、「あのときめっちゃもやもやしていたなぁ」って時期を過ごしています。
不安な気持ち、お子さんに吐き出してもいいですよ。「ごめん、私もどうしたらいいか分からないわ。ただ、あなたの力にはなりたいから、して欲しいこととかあればいってね」と。
あとは、「見守る」よりも「観察」がいいですよ。お子さんの行動観察をしていると、いろいろ見えてきます。変化が。
基本的な対応は、
「先生ありがとうございます」
「今の現状はこうです」
「こうして欲しいです」
この3つです。
まず、関係性は大事なので、「いやぁ、うちの子の心配をしてくれてあざーっす!」です。
テクニックとしては、小さな相談するのいいですね。「漢字嫌いな子が漢字勉強する方法ないです?」みたいな。
先生は頼られると喜びます。
ただ、すべて先生におもねっていると大変なので、「お気持ちはありがたいです-。ただ、うちの子はこういっていてー。いやぁ、がんこなんですよー。めんどくさいでしょ?ごめんなさいねぇ。なので、今は見守ろうかなと思っています。まぁ、やきもきしますけどねー」みたいな感じで言って、今の状況を伝えます。
ここでも自己開示、大事です!
「私も困っています」とアピールすることで、先生と同じですよーと感じてもらえるので。
そして、要望を伝えましょう。
やって欲しいこと、やって欲しくないことですね。
先生方も分からないんですよ。結局。
なので親御さんから具体的に言ってもらったほうが助かります!
なので、こんな感じの対応を今後学校とやっていくといいかな、と。
それと勉強してなくても通信制にはいけますよー。
あと、ホームスクーリングの子、います。
学校とはしなやかに付き合っている印象ですね。
最近、テストだけうけにいったりしてましたー
自分のことは自分で調べたいっていう。
たぶんね、「あなたのためにしているのよー」っていう感じが思春期にはイヤなんですよね。
△△さんの行動がそうなっているということではなく、子どもとしてはそのように感じてしまう。
お節介に思う感じですね。
「あなたのためにやってるんじゃないわ。これは私の自己満足なの。私が勝手にやってるし、あなたに押し付ける気はないわ」みたいな感じで言うのは有りかなぁとはおもいます。
どんなことでも言えるのですが、思春期は「あなたのためにやっているのよー」的な言動は嫌がりますねぇ。
なにか「ミスったー」と思ったときは、
「何やってるんだ自分」とか「あかんがな」とか責めるよりも、「おっと! 私としたことが!」と言うと、自分を傷つけないのでおすすめですー!
バレるので。
ポイントとは、2つ。
☆ 疑問に持つ
☆ 相似形の共感ポイントを探す
たとえば、どのポイントがおもしろいと思っているのか? おもしろいとは、笑えるのか? それとも興味深いのか?
他の動画とこの動画はなにが違うのか?
あなたは、一番「おもしろい!」と思ったポイントは何なのか?
みたいに疑問をたくさん頭に浮かべて、どんどん聴いていきましょう。
すると、共感は出来なくても、理解することはできます。
「あっ、こういうポイントで、ここがおもしろいと思っているのかぁ。なるほどね、と」
僕は、自分に理解出来ないことに関しては、どんどん質問しますね〜。
ただし、基本的な情報ばかり聞いていると「うざい」とか言われるので、本質を問うものがいいですね。
「めっちゃ笑った部分、どこ?」など、本人が見せてきた動画に出来るだけ関連することですね。
☆ 相似形の共感ポイントを探す
たとえば、自分が親に「ねぇねぇ、これおもしろいで〜」と見せたものはなんだろうって考えます。
同じことではなく、似たようなことやもの、体験を探して、そのときの気持ちを思いだして共感するのが、相似形の共感ポイントを探すって方法です。
まったく同じ経験はしていなくても、似たようなことってあると思います。
たとえば、子どもがアイドルにキャーキャー言っている感覚って、僕としては、メジャリーガーにキャーキャー言っているのと同じなんですよ。
僕、学校の机にメジャリーガーのステッカーを貼っていましたからね。
今の子どもたちにとっては、「ダウンタウンおもしろかったねぇ」という感覚でYoutuberのことを見ているし、ジャニーズのようにYoutuberを見ていることもあります。
どんな視点で見ているのか。どんな感覚なのかをまずは聞く。
その上で、相似形の共感ポイントを探していくのが良いですねぇ。