【7月31日(金)21:00~ YouTube Live 生配信】不登校の入口に待ち受ける「葛藤」を、保護者の目線から考えます

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「とりあえず今週は休んでいいけど、来週になったら絶対行くんやで」

とある平日の朝、もうすでに仕事に出ていた電話の向こうの母親は「学校に行きたくない」と言う子にそれはそれは強い口調でこう言い放ち、「じゃあね」の一言もなく無言で通話を切りました。

思えば、その発言は母親なりの「葛藤」だったのかもしれません。

たしかに小学校のころから揉め事は多かった子ではありましたが、それなりに小学校には通い続け、同じように引き続き中学にも通うものだと思っていたのでしょう。なにひとつそう考えていても不思議ではありません。

しかし、電話の向こうで我が子は「学校に行きたくない」と言っている。「学校に行くのが当たり前」、そう思っている頭をかんたんに切り替えることなどそう容易にはできない話です。自分のためにも子のためにも、とりあえずの「猶予」を置いたのです。

はたしてそのリミットである「来週」が近づいたある日、親子は壮絶な大喧嘩を繰り広げました。「来週から行きなさい」と譲らない親、それを受け入れられずに部屋で荒れに荒れる子。どれくらい時間が経ったのか、それでも収まらない我が子を目の当たりにした親は、こう告げたのです。

「わかった、それならもう学校に行かなくていい」

こうして子は、不登校の道を歩み始めました。

でも、親からすればこう言ったところですべてが解決したわけではない。もちろん親の「葛藤」も消えたわけではない。数日後、子の部屋にそっと置いた手紙にしたためられた「本当は学校に行ってほしいと思っています」というその一言が、ホンネを言い表していました。

これは、ほかでもない僕が不登校になったときの体験談です。いまから20年近くも前の話です。

そして、長い時間を経たいまでもなお、こうした葛藤を抱える不登校の保護者の方や、上記とまでは行かないもの「学校に行きなさい」「いやだ」という諍いに悩まされているご家庭も、まだまだあると思います。というか、これはあって当然の話だと思っています。

それまで小学校から高校まで、当たり前のように学校へ通った経験のある方からすれば、子どもがいきなり「学校へ行きたくない」と言い出すと戸惑い、「本当にこのまま我が子が学校へ行かなくても大丈夫なのだろうか?」と葛藤することは変わったことではありません。

だからこそ、7月31日(金)の「ざつだんD.Live」YouTube生配信では、この「不登校初期の親の葛藤」についてスポットを当てて考えてみたい、と思います。

今回は、以前にも「不登校のおはなし会」のゲストとしてお招きしたことがある、大阪府河南町のデモクラティックスクール「ASOVIVA!」より、スタッフの吉元かおりさんに来ていただきます。吉元さん自身も不登校のお子さんを持つ保護者です。

我が子が学校に行かなくなったときの気持ち、葛藤、そしてその感情にどう折り合いをつけていったのか。チャットで寄せられた体験談やご質問も拾いつつ考えていく1時間にしたいと思っています。ぜひごらんください!

ざつだんD.Live #5 「不登校と保護者の葛藤」
7月31日(金)21:00~ YouTube Liveにて生配信(1時間強の放送を予定しています)
D.LiveのYouTubeチャンネルは こちら から登録お願いいたします!!
当日の配信URL:https://youtu.be/_ier-EZocQU

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山本 駿

山本 駿

子どものころより人一倍敏感な特性を持ち、中学3年間を不登校で過ごす。大学卒業後、不登校ボランティアを経て2014年よりD.Liveに参画し、現在は通信制高校教員を両立しながらTRY部や不登校講演事業を中心に担当。HSP(Highly Sensitive Person)特有の繊細さを活かし、今を生きる子どもたちの先生でも友達でもない「ナナメの関係」になることを目指しています。