会いに行けるアイドルを目指す36歳のおじさんの挑戦

会いに行けるアイドルになろう。

ふと、思いついた。

と、言うのも最近、遠慮してなかなか相談しにくいという声を聞いたから。

「めちくちゃ忙しそうですね」

「なんだか申し訳ないです……」

なんてことを言われて、こりゃまずいと思った。

僕たちは、不登校で不安を抱えている親子の力になりたいと思って仕事をしている。

なのに、保護者のかたがたに遠慮をさせてしまっているなんて……。

予約でいっぱいで常連さんが入ることができないレストランみたいだ。

僕たちは別に高尚な存在でもないし、もっと気楽に声をかけて欲しいと思っている。

でも、実際になかなか声をかける機会はない。

僕だって、相談したいときに、「すいませーん」と気楽に誰かに相談することは出来ない。

相談出来るって場がないと、なかなか積極的に頼ることは難しい。

そこで、『会いに行けるアイドル』という文言が頭に浮かんだ。

「ここへ行けば会える」

「このイベントに参加すると相談できる」

ハードルを下げ、気軽に参加できるイベントをやろうと思った。

別に人気者になりたいわけじゃない。

アイドルになんてなれるとも思っていないし、キャーキャー騒がれようとも思っていない。

あがめ奉られたいとも思わない。

むしろ、それは勘弁願いたい。

ただいつだって、なにかあったときに「D.Liveに相談したい」「田中さんに相談しよう」と思ってもらいたい。

逡巡をなくしたいのだ。

そのために、これから会いに行けるアイドルとして、『田中を囲う会』をおこなっていく。

出来るだけ少人数で、じっくり話し合えるようにする。

今回はオンラインだけれど、これからはリアルでやっていきたい。

要望があれば、いろんな地域に行くのもいいと思っている。

人が集まると困ってしまうので、あんまり告知していないのだけど、明日の会はまだ若干だけ余裕があるので、興味があるかたはぜひ。

特に、田中に会ったことがない、直接話したことがない人に参加していただければ嬉しい。

もちろん、会ったことがあるかたでも大歓迎だ。

イベント)7/11 田中を囲む不登校座談会

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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