5/25(土)不登校のおはなし会in滋賀 経験者と語る 本当の幸せと葛藤

 

子どもが不登校になったとき、子どもはこれからの進路、学校に行くかどうか、自分の性格など、自分に関わるたくさんのことに向き合ったり悩んだります。

 

でも、悩むのは親御さんだって同じですよね。

「よかれと思って子どもにしてきたことは間違いだったのか?って悩んだこともありました。」

「もう不登校も長いし、いまさら学校に行かなくてもと思っています。ですが、ふとしたときに今でも学校に戻れるなら戻って欲しいと思う気持ちも出てきます。」

「自分は不登校だったわけじゃないから、学校がイヤという子どもの気持ちが正直よく分からない。今は家でいるけど、今度を考えると誰かと会って欲しいと思うんです。」

 

 

フリースクールでの面談を通して、このような親御さん自身の葛藤もお伺いしてきました。

 

 

不登校からの成功パターンなんて無いし、ご家庭ごとに事情が違うのは重々わかっていますが、1つ共通して言えるのは「一人で抱え込んでも良いことは1つもない」ということです。

 

自分の子どもが不登校になったと打ち明けるのは勇気が要ります。

近所のママ友に修学旅行の持ち物を相談するのとはわけが違います。打ち明けたとして、近所からどう思われるのか気にもなります。だからこそ、なかなか言い出せなくて一人で抱え込みがちになるのも分かります。

 

でも、一人で悶々とするよりは話せる場所で気持ちを吐き出して、次へのヒントを見つけて欲しいです。

今回は「経験者と語る 本当の幸せと葛藤」という少々広いテーマで大阪の石田まりさんを招いてお話会をひらきます。テーマは広いですが、不登校を経験され、院生として不登校の研究もされている立場から地に足ついたお話をしていただきます。

 

事前の打ち合わせでは、

「心のセーフティネットがない状態で綱渡りしている」

「健康が大事!取り返せないもとの取り返せるものを分けましょう」

「自分を成功パターンって思って欲しくない」

「気持ちに蓋をして欲しく無い」

などなど、石田さんから興味深いワードがたくさん出て来ました。

 

令和をむかえ、最初の不登校のお話会。

ぜひ、これからのことを考えるきっかけや自分の気持ちを整理するきっかけにしてください。

 

 

■ 話題提供

石田まり さん (社会福祉士/大阪府立大学 大学院生)
24歳。小学3年生より不登校・ひきこもりを経験。
定時制高校を経て、大阪府立大学 教育福祉学類卒。
スクールソーシャルワーク教育課程修了。
現在は同大学院 社会福祉学分野にて「不登校生の権利保障」「不登校生の健康」を研究中。
不登校サポートハウス・マーブルハウスの運営人として、訪問支援・フリースクール・個別相談事業も行なっている。
Twitter @12resw
HP https://marble-house.jimdofree.com

 

■ これまでの参加者の感想

「子どもに”やらない”選択肢や、毎日の小さなミッションを与えること、昼間の外出をゆるすことを知れてよかったです。」 (N・Kさん)

「参加されたみなさんがとても明るかった事といろんな方の意見が聞けたことがよかったです。」(M・Iさん)

「参加者同士でいっぱい話せて楽しかったです!”やらなくていい”選択肢をつくりたいと思います」(A・Oさん)

「体験談など、どうしたらいいかわからなかった話が聞けたので、来てよかったです。また、同じ立場の方と交流できてよかったです。」(R・Nさん)

 

 

■ こんなかたにオススメ

・最近、知り合いからD.Liveを紹介された。

・不登校を経験した人の話が聞きたい。

・子どもとのコミュニケーションについていろいろ教えて欲しい。

・子どもの今後のことについて見通しが持てるきっかけが欲しい。

・一人で子どものことを考えすぎてちょっと疲れちゃった。

 

■ イベント詳細

◎日時  5月25日(土) 14:00~16:30

◎参加費 1000円

◎プログラム
・自己紹介
・ゲストスピーカー石田さんの話題提供
・質問タイム
・参加者みんなでお話する時間
・ふり返りやアンケートなど

◎定員 10名(先着順)

◎会場 コワーキングスペースMaghouse
JR琵琶湖線「瀬田駅」下車徒歩3分

住所:滋賀県大津市大萱一丁目9−7 ワイエムビル202
駐車場はございませんので、お車で来られる際は近隣のパーキングなどをご利用ください。
◎お申し込み

・メールでのお申し込み 件名を「5/25 不登校のおはなし会参加」とし、 本文に、お名前・ご住所・ご連絡先を明記のうえ、info@dlive.jp にメールをお送りください。

※ こちらからのお返事が届かないケースが増えております。迷惑メール対策をされている方は特に、info@dlive.jp のメールが届くよう設定をお願いいたします。

主催  NPO法人D.Live

お問い合わせ先 info@dlive.jp

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

目次