教科書で言われている子どもの第3の居場所がここにあると感じた D.Liveボランティアインタビュー #6

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4月から新しい仕事が始まるまでの約半年間、TRY部でボランティアをしてくれた社会人のなおさん。中学生の頃から青少年の支援がしたいと思っていた彼女に、これまで彼女が経験したボランティア先とTRY部の違いや、青少年支援をしたいと思うようになった原体験をお話いただきました。

 

 

 

 

—今日はよろしくお願いします。まずはTRY部のボランティアをしようと思ったきっかけを教えてください。

 

なおさん:ボランティアの問い合わせをした頃は2018年の10月末に前職を辞め、4月から次の仕事が決まっている状態でした。4月からの仕事が始まるまでの間に、どうせなら次の仕事に活かせるようなボランティアを探していました。

 

子どもに関わるボランティアを探していたんですけど、サイトを見ていると大学生の募集をしていたり、サマーキャンプなどの単発も多かったり、希望や条件に合うものが無かったんですね。TRY部のボランティアは社会人でも参加できるし、子どもと長期で関われるところがいいなぁと思って問い合わせました。

 

 

 

—次の仕事が始まるまでの間とはいえ、社会人でボランティアをするというのは珍しいように感じます。ボランティアをしようと思ったのは、学生のころにボランティアをした経験があったからですか?

 

なおさん:学生の頃から子どもと関わるボランティアをしていました。そのときは非行傾向のある子どもたちと関わることが多かったですね。

 

 

 

—なおさんは、学生の頃から青少年に関わることがしたいと思っていたんですか?

 

なおさん:子どもの支援がしたいなとは、中学生のころから思っていました。私は小6の時にいじめられたことがあるんです。それは、いじめのターゲットがコロコロ変わるタイプのいじめでした。ありがたいことに自分は家族のサポートがあって立ち直り、卒業前にはなんとなくいじめた子と雪解けをむかえました。

 

その後、中学で私をいじめた子と同じ部活に入って、より相手のことを知るようになりました。相手のお家に関する話も耳にするようになり、「あの子もしんどかったんや」と気づきました。こういうことがあって、中学生の頃から、子どもや家族の支援、いじめをする子どもの背景に興味を持つようになりました。

 

 

 

 

—自分をいじめた子に関心を持てるってすごいですね。これまでのボランティア経験とTRY部の違いはありますか?

 

なおさん:これまで参加したものは、「支援します!」ってイメージでしたね。子どもと大人は縦の関係に近いものでした。来ている子どもたちもイヤイヤ来ているような印象を受けました。子どもたちの笑顔を見ることもなかったですね。

 

でもTRY部は生徒も多いし、みんなイキイキとした表情で通っているのを見てびっくりしましたね。大人も子どもと良い意味で対等にいろんなことを話しているのがいいなぁと思いましたね。

 

(TRY部で子どもと関わるなおさん)

 

 

 

—半年間TRY部でボランティアをして印象に残っていることを教えてください。

 

なおさん:毎回子どものいい姿を見られます。私は半年しかいませんけど、表情が柔らかくなったり、よくしゃべるようになったりするのを見ると子どもの変化も感じます。

 

 

 

 

—次の仕事に活かせる経験を期待されてTRY部のボランティアに参加されましたが実際はどうでしたか?なおさんにとって学びや経験はありましたでしょうか。

 

なおさん:私はこれまで発達障がいがある子どもの支援に携わることが多々ありました。おそらく、今後の仕事もそうなるだろうと思っています。TRY部に通っている子どもを見ていると、そういう傾向がある子はしんどさを抱えることが多いんだなと気づきました。

 

そんな自分もさらけだせる、安心して自分を出せるような家でも学校でもない第3の場所が大事だと私が勉強したような教科書ではよく言われています。これまでは「そんな場所どこにあるの?」って思っていましたが、まさにTRY部がそうだなぁと思うようになりました。子どもが信頼感を持って過ごせているのが学びになりましたね。

 

 

 

—次のお仕事でも子どもと関わるかもしれないとのことですが、なおさんは今後どのように子どもと関わっていきたいですか。

 

なおさん:私は、その子の見ている世界で子どもと関わりたいと常々思っています。これからも、子どもがどんな風に周りの世界を感じているんだろうかを想定した上で、その子と接して行きたいですね。

 

 

 

—TRY部のボランティアを始めたきっかけや、中学生の頃からいじめに関心を持つようになったことなど、様々な話をしていただいてありがとうございました。最後にボランティアを考えている社会人へメッセージをお願いします。

 

なおさん:思春期の子どもと関わるボランティアって、学生対象の場合が多いなって思うんです。でも、ここは社会人でも参加できます。働きながらは難しいでしょうけど、TRY部は子どもを一人の人間として対等に接しているのが良いところです。子どもとの関わりを通して自分自身の成長もできるので、ボランティアをすることは大人にとっても意味があると思います。

 

 

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。