不登校を生きる君たちへ -中高生に伝えたい通信制高校の選びかた-

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こんにちは、得津です。

ぼくは普段、今の学校には行きたくない生徒や、様々な理由で学校に行きたくても行けない生徒と関わる仕事をしています。生徒とは進学や進路の話もします。

 

「高校には行きたい。でも、勉強してないから学力が高いところは厳しい。」

「今の高校はもう留年が決まったし、今更通っても仕方がないから別の学校にいきたい。けど、どこに行けるかわからん。」

 

生徒それぞれ状況は違うけれど、こんな風に生徒と進路について話すと必ず通信制高校という選択肢が出てきます。このブログを読んでいる中高生の君もお家の人や先生から聞かされたことはありますか?

ぶっちゃけ、普通の高校との違いや選びかたって分かりにくいですよね。

 

今日は、ぼくが生徒に話している通信制高校の選びかたについて話そうと思います。

君が住んでいるところによって事情が違うところもあるだろうけど、もし君が誰かに「高校どうするか考えておいて」と言われているなら参考になると思います。

 

 

通信制高校という種類の高校があります。

この種類の高校は、毎日通う高校とはいくつか違う点があります。

 

まず初めは授業日数。

通信制高校は授業日数が普通の高校にくらべてすごく少ないです。

 

なぜかを説明し始めると、学校制度の込み入った話になるから置いておくけど、とにかく通信制高校は授業日数も、1日の授業時間も少ないのが特徴の一つです。学校によっては登校するのは年5回くらいで良いなんて高校もあります。すごいよね。日数が少ない代わりに家でネット学習をするんだけどね。

 

授業日数が少ないから、ラクそうに思えるけど厳しい面もあります。

ネット学習なり、自習なりでレポートを提出しないといつまで経っても授業の単位は取れません。

中学校のころのように、ぼーっと一日をすごしても卒業も進級もできません。

これは通信制高校でも普通の高校でも一緒。

 

卒業や進級のために、通信制高校ではレポートやテストが重視されます。レポートは授業の復習プリントのようなものです。教科書を見たり、先生に聞いたりしながら進めるとだいたい解けます。

 

出席が重視されない代わりにレポートが必須。

これが特徴の2つ目です。

 

 

特徴の3つ目はクラスが無いことです。

無いというと、ちょっと語弊がありますね。いわゆる「学校のクラス感」、スクールカースト的なものはありません。もっと言うとそういう空気感が生まれにくいのが通信制です。

(よくあるクラス感)

 

考えてみてください。授業日数が少ないのが通信制の特徴です。学校によっては年5回しか登校しなくて良いところもあるんですよ。説明しそびれましたが、時間割は自分で選択して決めます。だから、場合によっては学校に行くたびに初めましての人がいる状況です。

 

こんな状況ですから、クラスの一体感なんてなかなか生まれません。

一致団結とか、みんな一緒に同じことをするような雰囲気が苦手な人は通信制は気が楽かもしれません。

 

友だちづくりのキッカケを掴むには苦労することもあるでしょう。友だちが欲しいなと思ったら自分から話しかけたり、活動頻度の高いサークルや部活に入ったりするなどの工夫が必要です。もちろん通信制高校にも文化祭や修学旅行のような学校行事があるので、行事に参加するのもアリです。

 

 

4つ目の特徴は、副教科が楽しそうなところです。

通信制高校にも体育や音楽、技術家庭のような授業があります。多くの学校は「コース」という言い方でそれらの授業が選択できるようになっています。

これが楽しそう。

 

おおよそ普通の高校では受けられないような、専門的な授業が受けられます。中には専門学校と連携したコースを持っている学校もあり、卒業後に専門学校でさらに勉強して就職という道が見えているコースもあります。

 

大学進学を希望する人には進学コースもあります。

授業日数が普通の高校より少ない分、普通の高校生と同じように「普段は学校で勉強。テスト前だけ家でも勉強」という過ごし方では、受験で競うときに勉強量で差がつきます。大学進学をめざすなら進学コースに入って少しでも毎日の勉強量を増やした方がいいですし、一年から家でも勉強する習慣をつけたほうが合格率はあがります。

 

 

 

5つ目の特徴は偏差値が無いことです。

これまで4つの特徴をみてきました。最後に、これが選びかたにもつながる特徴をお話しします。

通信制高校には偏差値がありません。普通の高校選びでは絶対に学力や偏差値が基準の1つになります。高校を留年が決まった君も、中学校のテストの結果や偏差値、内申点で高校をしぼったはずです。でも通信制高校には偏差値がありません。ですので、生徒一人一人の学力はバラバラです。とても賢い生徒もいれば、かなり勉強の苦手な生徒もいるでしょう。

 

これは珍しいことではありません。小さい頃に受験でもしていない限り、小学校や中学校はこうだったでしょう。勉強が苦手は人もいれば得意な人もいたはずです。同じです。

 

ただ、こうなると数ある通信制高校の中でどこに通えば良いのか決め手がありません。

ぼくがいつもお話ししているのは、授業(登校)日数と家からの距離です。

 

 

こういう表をつくって、県内の通信制高校を軸に合わせて分けていきます。

自分に合いそうな高校がいくつかに絞れたら、個別の説明会に行きます。

説明会では学校や先生の雰囲気。もし話せるなら在学生と話して、通えそうか確かめます。

あとは授業料です。お家の人にお金を出してもらうわけですから、そこも勘定にいれる必要があります。

どうしても行きたいところがあるけど、お金がネックならバイトして授業料を稼ぐのも一つです。

 

 

個人的な意見を言うなら、家から近くて登校日数が多めの学校がオススメです。

いまの学校でイヤな思いをして、学校はこりごりという気持ちもわかります。

行かなくて良いならそれに越したことはないでしょう。

 

 

ですが、登校日数が少ない学校ほど自己管理が求められます。

自分で生活リズムを正し、自分で家で学習してレポートを仕上げて、自分で提出する。

そこまでのことができそうですか。

 

 

自信がないなら、登校日数多めの学校にして、レポートや単位の管理を手伝ってもらいましょう。

甘えられるところには甘えたら良いんです。

 

以上が通信制高校の選び方についてです。

 

 

(お家の人へ)

もし通信制高校も含めた進路にお悩みでしたら、info@dlive.jp まで、ご相談ください。

D.LiveHP

 

 

最後に

通信制高校と普通の学校の違いについて説明した動画を見つけたので紹介しますね。

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。