3年ぶりにgreenz.jpに掲載された今、僕たちはあのときと違う景色を見ている。

ずっと1つの目標でした。
憧れでもあったとも言えます。

Webマガジンである greenz.jp には、たくさんの素敵な活動が紹介されています。

「こんな活動があるのか」
「こういうことやってみたいなぁ」

憧れと羨望のまなざしで、掲載されている方々や団体を見ていました。

そして、ついに。

2016.02.15

僕たちの活動が greenz に掲載されました。

だれもが子どもの「やりたい!」を応援できる社会へ。「NPO法人D.Live」田中洋輔さんに聞く、今すぐできる、子どもの自信を育む関わり方

正直、どんな新聞やテレビに取材されるよりも嬉しかったです。

「やっとここまでこれたのか……」と思いました。

こじんまりと、地道に、コツコツと滋賀で活動をしてきました。

誰も僕たちの団体のことなんて知らないことは当たり前。

アナタ誰?

そんな扱いだったこともあります。

全く仕事がなくて、気がつけば僕はバイト先で店長になっていました。

「こんなことがしたかったわけじゃない……」

悔しくて、泣きそうになりながらアルバイトのシフトを作っていたこともあります。

greenzの掲載が決まり、これまでの苦労全てが報われたような気持ちになりました。

ようやく到達したという安堵感のほうが大きかったかもしれません。

お陰さまでたくさんのかたに記事を見て頂き、僕たちの団体は少しずつ社会に認知されていくようになります。

クラウドファンディングでは、140名ほどのかたに支援をいただき、目標金額を152%を獲得。

全国から講演依頼をいただくようになり、京都新聞の連載を持つなど、少しずつ“専門家”としての地位を得られるようになってきました。

ブログのアクセスは、どんどん増え、今では月に50,000回ほど見られるようになっています。

YoutubeやLINE@などを通して、ファンも増えて来ています。

ほとんどの時間をバイトに費やし、「いつになったらこの仕事1本で食っていけるんだろう……」と悩んでいたことがウソのように、たくさんのお仕事をいただけるようになりました。

でも、まだまだこれから、です。

活動を続けていけばいくほどに、僕たちがやらなくちゃいけないことが見えてきました。

不登校で困っている方々は、全国にいます。
自分に自信が持てなくて、しんどさを感じている子もたくさんいます。

苦しい、しんどい、つらい。

しんどい気持ちに寄り添い、明るく前を向いて生きられるように、僕たちはこれからも活動をしていきたいです。

まだまだ、届けたい人たちに届けることができず、悔しさを感じることも多いです。

無力感を感じることも少なくありません。

僕たちができることは、まだまだ小さいことかもしれません。

しかし、できることを着実にやっていくことが、僕たちが目指す未来を創っていくことになると信じ、これからも活動を続けていきます。

このたび、3年ぶりに greenz.jpに記事を掲載していただきました。
「許す、認める、受け入れる。誰とも比べなくていい」。NPO法人D.Live田中洋輔さんに聞く子育てに必要なふたつのこと。

僕たちがどんなことをやっているのか。
なにを大切にしているのか。

言葉にしたいこと。思いを丁寧に紡いでいただきました。

ぜひ、ご覧ください。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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