【TRY部 無料体験募集】子どもがみずから勉強するようになるヒケツは、授業の中に!
子どもは、勉強したいと思っている。
できるようになりたいと思っている。
今まで出会った子で、「勉強なんてどうでもいい」と言うことはいなかった。
たとえ、口ではそのように話していても、ホンネは違う。
「やっぱり、将来のためにも勉強は出来たほうがいいと思う」と、ちゃんと勉強の大事さは分かっている。
分かっているからこそ、やりたくない気持ちがどんどん溢れてくるし、それがプレッシャーにもなってくる。
やらないと……
でも、やりたくない……
その狭間で子どもたちは悩み、苦しむ。
塾へ行かせて、勉強する時間を強制的にとるのも一つの手段。
ただ、僕はできたら子どもたちには、自主的に勉強して欲しいと思っている。
やらされて勉強をするのと、みずから勉強するのでは全く違う。
僕は、高校生のとき不登校で、浪人して大学へ入学した。
浪人時代、毎日10時間以上勉強をして、偏差値は20以上もあがった。
「大学へ行く」という強いモチベーションがあったから。
もし、「勉強しなさい!」と言われて、受験勉強をしていたのなら、そこまで勉強をしなかったと思う。
ガムシャラに勉強することが出来たことは自信になり、学ぶことに関しては、「なんだって大丈夫」と思えるようになった。
勉強は、一生関わってくる。
学校の勉強だけが、勉強じゃない。
仕事に関すること。
人生に関すること。
資格や検定の勉強などなど。
みずから学べる子は、強い。
学び、習得することで、自分の人生を切り拓いていける。
そのためにも、僕はTRY部で、勉強を教えない塾をやりたいと思う。
今、カリキュラムを作っていて、新しい内容を実際に子どもたちに体験してもらっている。
先日のこと。
県庁の職員さんたちが、「見学に来たいです」ということで、「せっかくだし」と思い、授業にまざってもらった。
この日のテーマは、”ストレス”
社会人にはピッタリのテーマ。
僕は、子どもたちに「勉強しなさい」とは言いたくないし、「勉強しておいたほうがいいよ」と脅すことも言いたくない。
子どもたちが心の底から、「勉強しよう」「勉強って大事だな」と思わないと、やっぱりダメだなと思うのだ。
決意しないと、変わらないし、続かない。
そのキッカケづくりを授業でしようと思っている。
あくまでも気づくキッカケであり、強制でも押しつけでもない。
今までとちょっと見方が変わる。勉強への捉え方が変わる。
そんな授業をしようと思って、内容を作っている。
授業を考えていたとき。
勉強でイメージする言葉を羅列していたら、”ストレス”というのがキーワードで出てきた。
そこで、まずは「ストレスを感じることは?」「自分なりのストレス発散」について、自己紹介がてら発表をしてもらう。
次に、ストレスについて、もうちょっと考える時間をとる。
「ストレスってなんだろう?」
「どんなとき、ストレスを感じる?」
「ストレスがない人ってどんな人?」
大人も子どもも一緒に考える。
「この前、授業で習ってんけど〜」と、高校生が話す。
大人が「ちょっと思ってんけど、こうじゃない?」と意見を出す。
大人も子どもも関係なく、対等に議論を深めていく。
話しが進んだところで、ひとつの課題を出した。
課題は、「のび太くんのストレスをなくすための道具を考えてください」というもの。
道具を考え、名前をつける。
絵を描き、道具の説明文も書く。
チームに分かれて、企画会議はスタート。
「のび太くんってなにがストレス?」
「どうすれば、テストで良い点数取れるだろう?」
「暗記パンは?」
「いや、それあるし! っか、ずるやし」
みたいな会話を楽しくおこなう。
一見すると、ただ楽しんでいるように見える。
けれど、これはストレスという概念を違う角度から見るためのワーク。
のび太くんが勉強でストレスを感じてるのに気がつき、自分の勉強についても意識するようになる。
勉強で、どんなことがストレスになっているのか、感じることができる。
生徒のひとりは、「なんか最近、ここまで出来たらいいのにって思うところまで、できなくって落ち込むことが多いねん。全然あかんわぁって自分を責めてしまうねん」と、これまで全く聞いたことがない悩みを、ぼそっと話してくれた。
振り返りのときも、ストレスを減らすために「こんなことをしようと思う」と前向きに発言していた。
このワークをしたから、翌日からスグに「勉強しよう!」とはならない。けれど、この積み重ねはボディブローのようきくだろう。
ただ、僕たちもまだまだ試作段階。
いろいろな内容で試したいと思っている。
だから、来週からTRY部では無料体験授業をおこなう。
中学生や高校生はもちろん、大学生も参加できる。
大人と子どもが一緒にワークをするのは、とても良いなと今回感じた。
「子どもにどんなことさせるのか興味ある」という大学生や若手社会人もぜひ来ていただきたい。
保護者のかたは、今回は対象ではないけれど、「参加したい」というご要望が多ければ、”保護者のみ”の会もつくろうと思っている。
中学生、高校生のご参加、お待ちしております。
〈TRY部 体験授業 参加者募集〉
11/27
◇ 楽しいテストを考えよう
12/4
◇ 先生や親に怒られないために、なにができるだろう?
12/11
◇ どうして、分からないとイライラするのだろう?
12/18
◇ やりたくないことをする方法
- 対象
- 中学1年生 〜 30歳くらいまで
- 参加費
- 無料
- 申込み方法
- info@dlive.jp まで、「TRY部体験参加」と記入し、お名前と学年(年齢)、簡単な動機、参加希望日を書いてお送りください。
- 場所
- くさつまちづくりセンター
※ お問い合せもinfo@dlive.jpまで