Youtubeが不登校の中学生とフリースクールスタッフのぼくをつないでくれた

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ぼくは昼TRY部という不登校の子ども達のためのフリースクールをしています。

生徒はだいたい8名くらい。昼TRY部では勉強をしたり、ボードゲームをしたりして過ごしています。

 

 

こんな感じで、いつも笑いが絶えない楽しい場所になっています。

フリースクールを始めたのが今年の3月くらいから。

7ヶ月も経つと立派なもので、通っている生徒にも成長が見られるようになりました。

 

 

自分のやりたいことが見つからず悩んでいた生徒は、得意なものが見つかりました。

同年代の友だちとの関わりに難しさを感じていた生徒は、自分の気持ちを言葉にできるようになりました。

勉強したくないと言っていた生徒は、受験に向けて自分なりにスケジュールを立てて取り組んでいます。

 

 

安心できる居場所であると同時に、成長できる居場所でもある。

そのために、生徒との関係づくりについて、スタッフ同士の決まりごとがいくつかあります。

 

生徒に話しかけられた時は最後まで話を聞く。

大人が決めつけるのではなく、生徒と決めながら教室の過ごし方を決めるなどです。

 

 

ぼくが特に意識しているのが、Youtubeを観るということです。

今や中学生や高校生にはテレビと同じ、もしくはそれ以上に観られているYoutube。

なかでも不登校の生徒は日中やることがないので、ずーーーっとYoutubeで動画を見ているのが基本です。

 

 

子どもたちの好みは、主に2つに分かれます。

投稿者がゲームをプレイしながら実況する動画「ゲーム実況」と、

「コンビニ各社のホットドック食べ比べてみた」など投稿者なりの挑戦を撮影した動画の2つです。

後者のような動画を出す人はいわゆる「ユーチューバー」と呼ばれるような人たちですね。

 

 

 

ぼくは元からゲーム実況を観るのが好きでした。

自分ではゲームをプレイする時間がなかなか取れないので、

上手な人の動画を観て自分がプレイしたような満足感を感じていました。

 

これが生徒との関係づくりに活かせると感じたのは、

ある生徒が、ちょうど自分も観ていたゲームの動画について話したのを聞いたからです。

 

 

 

「え、君もあのゲーム観てるの?実はぼくも観てるんだけどさ・・・」

 

それからはもうゲームの話題で持ちきりです。

隣で話を聞いていた生徒も加わって、どんどん話が広がっていきました。

これは使える!と思った瞬間です。

 

 

先日、入塾前の生徒を面談していたときもYoutubeの話題で盛り上がりました。

その生徒から、オススメの動画投稿者を7名ほど教えてもらいました。

もちろん7名全員の動画を観ました。生徒から教えてくれた会話の糸口を逃す手はありません。

 

 

かつては、テレビが話題の中心でした。

「ロングバケーション見た?」とか、

「『学校へ行こう!』のアイツめっちゃ面白くない?」とか。

人気の番組の翌日は、学校で番組について話していたものです。

 

 

お家でも、リビングにあるテレビをみんなで観ることが多かったですから、

家族の話題づくりに一役買っていました。

 

 

しかし、今はそんな時代じゃありません。

テレビ以外にも面白いコンテンツがたくさん世に出るようになった。

それらはネットにあるので、スマホやパソコンで一人で観ることになる。

かつてテレビが果たした、家族の話題作りという役割が消えてしまうのもある意味自然なことです。

 

 

 

だからこそ、ぼくは積極的にYoutubeのゲーム動画をスキマ時間に観るようにしています。

生徒の好きな投稿者の動画やゲームもちょこちょこ観ています。

 

 

Youtube、あなどれません。

大人の皆さん、保護者の皆さん、一度観てください。

 

Youtubeにある動画を好きになる必要はありません。

テレビ番組と同じく好みがありますから。

ですが、1度どんな動画があるのか時間があるときに観て欲しいんです。

 

 

有名ゲーム実況者やユーチューバーは調べたら出てきます。

1つか2つ観たら、お子さんに「あれ観たんだけどさ」と声をかけてください。

 

 

きっとお子さんは、「あー、あれね。」という反応をします。

お子さんの好みだったら、さらにお気に入りの動画を教えてくれます。

好みじゃなかった場合は、「俺は好きじゃないけど観たことあるわ」とか、「一応知ってる」という反応をします。

そこですかさず、「そうなんだ。じゃあどんなのが好きか教えて」と言えば教えてくれます。

 

 

 

自分が好きなものを相手が知ってくれてると嬉しいじゃないですか。

自分が好きな店のお菓子をもらったり、

自分が好きなものについて話をふってくれたりするとすごく嬉しい。

子どもも同じです。それがYoutubeというだけです。

 

 

何度も言いますが、好きになる必要はありません。

ただ、子どもが見ている世界に触れるという点でYoutubeの動画をチェックしてみるのはオススメですよ。

 

お知らせ

 

今回は、生徒との関係づくりのためにYoutubeを観ることを中心にお伝えしました。

ですが、生徒との良い関係づくりのために工夫している点は他にもたくさんあります。

それらも含めて「フリースクールって一体どんな場所なの?」ということをテーマに不登校のお話会をします。

 

実際に不登校の経験があり、フリースクールに通っていた方々にもお話いただきます!

ご関心おありの方はぜひご参加ください。

 

■ イベント詳細

◎日時  11月11日(土) 14:00~16:30

◎参加費  1000円

プログラム

・自己紹介
・フリースクール体験談  勉強はどうしてた?/スタッフはこんな人/学校と具体的に違うこと etc.
・質問タイム
・参加者みんなで話す時間
・ふり返りやアンケートなど

◆ 話題提供

決定:フリースクールや教育支援センターに通っていた経験のある方2名
依頼中:フリースクールや教育支援センターのスタッフさ

◎定員  10名程度

◎会場  コワーキングスペースMaghouse
(JR瀬田駅最寄り)
滋賀県大津市大萱一丁目9-7 ワイエムビル202

◎お申し込み
・メールでのお申し込み

件名を「11/11 不登校のおはなし会参加」とし、
本文に、お名前・ご住所・ご所属・ご連絡先を明記のうえ、info@dlive.jp にメールをお送りください。

※こちらからのお返事が届かないケースが増えております。迷惑メール対策をされている方は特に、info@dlive.jpのメールが届くよう設定をお願いいたします

 

さらに詳しい情報はこちらから。

 

 

フリースクール昼TRY部についてはこちらから

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。