【2.12 イベントレポ】思春期に子どもにつけた名前の意味をふり返ってみる

スタッフの得津です。
先日の2月12日(日)に「思春期の子どもを持つ父親が果たす役割とは?」というテーマで、子どもの自信白書の読書会を開催しました。
当初のぼくの気持ちとしては、お父さんだけじゃなくてお母さんも来てくれればと思っていましたが、まあ見事にお父さんばかり(笑)
テーマに父親と出していますから、当然ではあるんですけどね。。
まさに「おやじの会」という名前がぴったりの会でした。
少人数だし、D.Liveのイベントに初めて参加してくださった方もいるので、どんな場になるかドキドキした気持ちもありましたが、少人数だからこそ参加されたお父さんそれぞれの悩みに関わる話ができました。
・各年代によって違う父親像があるなかで自分はガンコ親父を貫くのか、それとも母性的に関わるのか。
・働いている親こそ、子どもに社会での生き方を教えることが出来る。
・車のバックミラー越しに話しかえれば思春期の子どもでものってくれやすい。
などなど、かなりスリリングな話があれこれ飛び出しましたが、自分が一番印象的だったのは「子どもの名づけ」についてでした。
今では総画数や姓名判断よりも、語感や名字と合わせたときの収まりなどで子どもの名前を決めることが多いようです。ぼくの友だちに、どうやって子どもの名前を決めたのか尋ねてみてもこのような答えが多かったです。
子どもの名前は自分一人で決めるわけではないので、自分が思った通りの名前にならないかも知れません。
ですが、自分が名前を付けるにあたって「いずれはこんな風に育ってほしい」という願いとともにお子さんの誕生を迎えたはずです。
子どもが思春期になったら、その想いをもう一度思い出してみては?という意見が、参加者の方から出されました。もちろん、子どもも一人の人間ですから自分の思う通りに育つなんてことはありません。ですが、それをチャンスと捉え自分を振り返ることが大事なんだと先ほどの参加者の方は話をつづけていました。
「子育ては親育ち」
これが今回の読書会のキーワードだったように思います。
ぼく自身は、父親は子どもに乗り越えてもらう存在だと思っています。ですが、簡単に越えられるのではなく子どもが育つのに合わせて自分も育ち「なかなか越えさせないぞ」と子どもに思わせる父親でありたいと、この会を通して思いました。
D.Liveが主催する読書会はこれで一旦終わりになります。2016年12月には京都、1月に大阪、2月に滋賀と全3回させていただきました。
今後、私たちだけで主催するのは小5~高3の保護者さん限定の「思春期の子供のかかわり方講座」のみとなる予定です。
◎各レポートはこちらから
ですが、子どもの自信白書を使って子育てや教育について語り合う読書会がこれからも各地で広げていきたいと考えております。
講師としてお声掛けいただいたり、共催実施という形でしたら私たちは喜んで皆様のお力になります。
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