“やりたいこと”を見つける方法

やりたいことを見つける方法は、簡単です。

突然ですが、あなたは、ラーメンは何味が好きでしょうか?

『夢を叶えるゾウ』では、こんなふうに書かれています。

ガネーシャ :
「質問やけど、なんで自分はその味が一番好きて分かるんやろな?」

主人公 :
「それは、他の味と比べたらとんこつがおいしかったからです」

ガネーシャ :
「せやろ。つまり『ラーメンの他の味を食べた』から分かんねん。

最初とんこつ食べて『そうでもないな』思っても、その後しょう油味食べたら、『やっぱとんこつやな』って思う場合もあるっちゅうことやねん。

つまりは『経験』や。全部経験しとるから、選べんねん。

自分にどれが向いているか分かんねん。

でも、自分ら、一番大事な『仕事』に関しては、全然経験してへんやないか。

生まれてから死ぬまで、ずっと同じ味のラーメンしか食べてへんやん。

ええか、ラーメンにはな、塩味もあるんやで!味噌味だってあるんや!」

まさに、これなのです。

「やりたいことを見つける方法」は、やってみること。経験してみることです。
やってみないとわからないのです。

「おもしろそう」と思ってみても、全然楽しくないかもしれない。
自分に向いていないかもしれない。

反対に、意外に向いていることがわかることもあります。

「しょうゆ味が好きです。食べたことはないですがきっとそう思います」って変ですよね?

やりたいことが見つからないのは、ただ「行動していない」「取り組んでいない」だけです。

どんどん行動していっても、すぐに「やりたいこと」は見つかりません。
しかし、「これは自分には合っていない」ことは見つかります。

やりたいことを見つける方法は、ただ、ただ、興味や関心、やりたいことのおもむくままに取り組んで見ること。
行動してみることです。
 

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
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