子どもをひとりぼっちにしない社会をめざして

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今年になって、私たちD.Liveは草津市から「こどもの居場所づくり事業」の委託をうけ、中学生に向けた夜の居場所づくりに取り組みます。
※内容についてはこちら
http://www.blog.dlive.jp/2016/07/02/tudotoko/

 

 

しかし、私たちよりもずっと先にこのような子どもたちの居場所づくりに尽力してきた方がいます。幸重社会福祉士事務所(滋賀県大津市)の幸重忠孝さんです。

 

幸重さんと初めてお会いしたのは6年くらい前。
お会いした当時は、京都市の「山科醍醐こどものひろば」の代表でした。
京都から滋賀へと拠点を移しましたが、変わらず「子どもの貧困」に対して10年以上取り組んでこられています。そんな幸重さんのお話を昨日伺う機会がありました。

 

 

見えにくい「子どもの貧困」

 

ご存知でしょうか。今、日本の子どもの6人に1人は相対的貧困と呼ばれる状況にあります。ひとり親家庭にしぼると2人に1人だそうです。国もこの問題に対して対策法をつくり、各自治体で解決に向けた取り組みがなされつつあります。幸重さんは、子どもの貧困の現状を紹介しながらこのようにお話されていました。

でも、誰が貧困かなんてわからないですよね。私だってみなさんのお顔を見ただけで、それぞれの世帯年収がいくらかなんてわからないですもん。相対的貧困ってそういうことで、確かにご飯は食べてるけれどカップ麺やレトルトばかりだったり、家はあるけれどガスや電気が頻繁にとまったり、そういう状態のことなんです。目には見えないですが、そんな状態にある子どもたちはやっぱりだんだんと学校へも行きにくくなりますよね。

 

 

子どもをひとりぼっちにしないために

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このような問題を解決するために、地域で子どもたちを育てていくことが必要だと考え、幸重さんは子どもをひとりぼっちにしない場を地域につくることに注力されています。

その中の一つにトワイライトステイという事業があります。貧困にある子どもたちが地域の人と一緒に買い出しにいって、ご飯を食べて、ちょっと勉強して、お風呂にもはいって放課後から夜の時間をすごします。細やかな関わりができるように子どもは少人数で大人が子どもの人数より少しだけ多い配置にしているそうです。

さらに詳しいことはこちら
http://yukishige.jp/network-twilight.html

 

 

個人的にすごいなと思うのが、場所の活用の仕方なんです。
実はこのトワイライトステイは、老人ホームでも行っているんです。
デイサービスで日中使われた部屋も夕方以降は誰もいないので、その空き時間を利用しているんですね。
施設にはキッチンやお風呂もあるし、これはいい場所の使い方だなと思いました!施設の利用者さんも

他にも、地域の子ども達がだれでも来れる寺子屋や、子ども食堂なども行っているそうです。

 

 

 

さらに子どもたちのつながりをつくるために

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幸重さんの取り組みはさらに広がっています。今年の5月末に子ども家庭福祉に特化した社会福祉士事務所として「こどもソーシャルワークセンター」を滋賀県の大津市に設立されたそうです。ブログを読みましたが、子どもとスタッフの温かな関わりが伝わってきます。

こどもソーシャルワークセンターについて
http://blog.canpan.info/cswc/

 

子どもの貧困は、決してほったらかしにしていい問題ではありません。
見えないけれど今この瞬間にも困っているこどもがいます。幸重さんは、この課題解決のために全国各地で講演も行っています。ぜひ一度話を聞いてみたいと思われた方は、まずこちらの幸重社会福祉士事務所のHPをご覧になってはいかがでしょうか?

http://yukishige.jp/network-twilight.html

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。