自分がイヤになって落ち込んだときは、断捨離を!


「自分を変えることは出来る」

「自分を変えることは決して出来ない 」

あなたは、一体どっちだと思うだろうか?

自信を持てるようになるためには、「自分を変えることが出来る」と信じることが大事だと僕は思う。

自信が持てない自分や今の自分がイヤならば、やることは簡単。
変わればいいのだ。
自分を愛せる自分になればいい。

「変わるのは難しい?」

いや、そんなことは決してない。
変わるのは難しくない。
もし、変わるのが難しいと思うのならば、それはやろうとしていることが難しすぎるだけ。

数学が好きになりたい子が、いきなり高校の微分・積分に手を出すようなもの。

変えられる、ちっさいところから始めればいい。
そうすることで、「自分は変わることが出来る」という自信が芽生えてくる。

僕は、ずっと片付けが苦手だった。
整理の本や片付けの本を手当たり次第に読み、知識だけは身につく。
けれど、どうしても出来なかった。

「自分は、片付けに向いていない」と思い込むようにしたこともある。
でも、汚い自分の部屋を見て、イヤになるし、落ちこむこともあった。
できることであれば、片付けが出来る自分になりたかった。

願望とは裏腹に、「忙しい」と言い訳をして、いつまでたっても部屋はぐちゃぐちゃなままだった。

たまに、「今日はガンバる!」なんて意気込んでオフに片付けることもあったけれど、長続きはしなかった。

そして、やっぱり思う。

「自分は、片付けに向いていないんだ」と。

学習性無力感という言葉がある。

やってみようと思って、努力しても結果が出ないことが続くと、「どうせやっても無駄」だと思ってしまう心理。
まさに、僕は“片付ける”ということによって学習性無力感に陥っていた。
自分に対して諦めていた。
「自分を変えることは不可能」と思っていたのだ。

でも、それがひょんなことから「変えることが出来る」と思えるようになった。

それが、断捨離を知ったことだった。

「物が多いから、片付けられないのです」というのが、断捨離の考え方。

まさに、目から鱗だった。

今まで、自分の能力(片付けるチカラ)が足りないから、片付けることが出来ないと思っていた。
けれど、ただ単に物が多いから片付けが出来ないのならば、対処することは出来る。

物を減らせばいいのだ。

部屋が散らかる原因を考えてみれば、確かに物が多いことが原因だなと思える。

本棚にパンパンに本があって、新しい本がどんどん増える。
すると、本棚にしまうことが出来ないので、机の上に積み上げられていく。
そうやって、部屋は汚くなっていく。
そこで、まずはいらない物の処分から始めた。
読み返さない本やモッタイナイと思ってとっておいた物などをどんどんゴミ袋に入れていく。
(可能なものはリサイクルへ)

そうしていくと、だんだん楽しくなってきて、掃除なんかも始めるようになった。
すると、片付けることが楽しく、苦ではなくなってきたのだ。

劇的に自分を変えることは確かに難しい。

しかし、小さな行動を変えることなら出来る。

僕は、「モノを捨てる」ことから始めた。
すると、今まで億劫だった掃除が出来るようになり、片付けも出来るようになってきた。
自分に自信を持つためには、“出来る自分”と出会うことが大切。
“出来ない自分”がイヤならば、“出来る自分”になっていけばいい。

行動を変えれば、習慣は変わり、いつのまにか自分が変わっていく。
自信を持てない、今の自分がイヤになるなら、明日から出来る自分に変わろう。

そんなとき、僕はいつも心にとどめる言葉がある。
バーテンダーというマンガでの名言。

rec_bartender
仮に100歳から一日しか修行出来ずとも生まれ変わった時は一日だけ修行が進んでおる。
その意味で何かを始めるのに遅すぎることはない。(老師)

「今更、変われない」
「今まで無理だったから、どうせ無理。。。」

そんなことを思うこともある。

けれど、僕が断捨離を始めたことで片付けが出来るようになったのと同じように、なにかやりかたを変えれば、自分の習慣や習性を変えることは可能だ。

「もう遅いのかも。。。」
ネガティブな考えが浮かぶと、僕は上記の言葉を思い出す。

変わろうと思い、行動をおこした時点で、前日の自分とは変わっている。

ヒカルの碁では、負けた主人公の相手に対して、先輩がこんなことを言う。

「昨日のアイツ(主人公)”じゃ今日の対局のあの猛追はなかった そして、その逆転の手“今日のアイツ”は気づけなかったけど“明日のアイツ”はきっと気づく」

日々、成長している主人公のことを的確にあらわしているこの言葉。

 

これは、自分にもあてはまる。

失敗した自分、イヤな自分がいたとしても、それは昨日の自分であって、明日の自分ではない。
今日、変わることが出来れば、明日は昨日の自分とは違う自分になることが出来る。

さいごに、もう一つ名言を
過去を嘆く今よりも、今を変えようとする未来への意思が一番重要なんだ
(プロポーズ大作戦)

「自分を変えることは出来る」

そう信じて行動すれば、自分を変えることは出来る。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
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