【TRY部 代表奮闘記】 Vol.1 どんな教室にするのか?

前回(【TRY部 代表奮闘記】 Vol.0 立ち上げる前の想い)のつづき
アドバイスをもらって新しく教室を開くことに決めて、さぁどんな教室を作るか。

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団体として、自信を持てていない子をなんとかしたいというのが設立したときからの想い。

どんな教室にしようかと考えたときに、勉強ができなくて、自信を持てていない子を対象にした教室を作りたいなと思った。
塾に行き、勉強が出来るならそれでいい。
でも、勉強が苦手で自信を失っている子はそもそも勉強に対する意欲が低い。

「どうせわからへんし」
「おれ、あほやから」

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勉強に取り組む以前の問題。

塾は勉強を教えるプロ。
でも、勉強ができなくて一切のやる気が持てない子へのアプローチはそこまで出来ていない。

「塾になんか行きたくない」
「勉強とか、ほんまイヤ」

そんなふうに考えている子へ届けられる教室にしようと思った。

まず、そもそも勉強がイヤな理由はなんだろうと考えると、原因は自信のなさ。
「どうせ自分なんてなにやってもできひん」と思っていたら、進んで勉強なんてしないだろう。

彼らに必要なのは、勉強ではなく「うまくいった」という成功体験と「おれ、出来るやん」という自信だ。

この2つが得られる教室ということで内容を考えていった。
イメージしたのは、なりたい自分を描き、それに向かって挑戦していけるような教室。

誰だって本気で自分をあきらめている人はいない。
「おれなんか無理や」と言っていても、本心では誰かに「キミなら大丈夫」と言って欲しいと思っている。

自信を持てていない子に寄り添い、一緒にガンバる。
目指したのは、そのような教室。

そこから考えて、目標を立てて計画をおこなう場所をつくることに。

(つづく)

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
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