くさつ景観百選ウォーキングマップを発行しました。

5月に『くさつ景観百選ウォーキングマップ』を発行しました。

草津市との協働事業。
草津の市民団体で活躍しているかたたちにもお手伝いいただき、このマップが完成。

ありがたいことにたくさんのメディアでもご紹介いただいた。

準備から含めると2年近くの時間を使ってのプロジェクトだった。

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子どもへの想い

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僕は、子ども達には無限の可能性があると信じている。
でも、今の環境は子どもにとってあまり良いとは思わない。
なにをするにしても、全てが用意されている。

検索したらどんなことでも答えが書いてある。

自分で考える必要すらない。

昔は、空き地に集まり「なにしよう?」というところからはじまった。
でも今は、携帯ゲーム機やスマートフォンがある。

社会で生きていく中で大事なのは、学校の勉強が出来ることよりも、いかにクリエイティブかということ。
iPhoneを発明する方法は勉強だけでは得られない。

子どもの可能性を拡げていくためにも、この独創性を育むことが大切。
D.Liveが運営しているTRY部も、子どもたちに答えは教えない。

自分で考えさせる。
そうやって考えるチカラや独創性を育んでいる。

マップに込めた想い

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「親子で楽しく、考えるチカラを育める機会をつくりたい」
そんな思いを胸にこのプロジェクトを進めていった。

このマップを作るときにテーマに掲げたのは、『未完成』だ。
全て用意されている今だからこそ、未完成のマップを作りたかった。

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 たとえば、クイズ。
(問題は、ワークショップに参加してくれた子どもたちと一緒に考えた)

答えはどこにも書いていない。
すぐに答えを見てしまうのではなくて、親子で一緒に考えてみて欲しい。

「これなにかな?」「こうじゃないの?」

そんな会話のキッカケになるようなものを意図して作った。

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俳句や絵日記のコーナーも作り、1人1人がオリジナルのウォーキングマップを作れるようになっている。

マップはあくまでもツール。
これを使って、どうするかが大事になる。

ただ、マップを見て歩くだけじゃなくて、親子で話し合い、考えながらまちを歩いて欲しい。

きっとそのときの体験は、一生心に残るはず。

今は、家族で遊びに行くところも少ない。
みんな週末には大型ショッピングセンターへ行く。

普段なにげなく通っている場所。
そこをじっくり歩くことで、きっと新たな発見がある。

親子の対話。
週末のアクティビティ。
子どもの頃の想い出。

そんな風にこのマップを使ってもらえたらいいなと思っている。

アナタだけのオリジナルマップをつくろう!

 1,000部刷ったこのマップ。
わずか2週間足らずで全てなくなり、すぐに重版になった。

とてもありがたい。

けれど、ただ手に取ってもらうだけではなく、ぜひ親子で使って欲しい。

草津は、歴史のあるまち。
きっと、たくさんの発見があるはず。

みんなに使ってもらって、どんなものが出来たのかを展示したいなぁと個人的には思っている。

下記の場所で配布しているので、ぜひ手に取ってまちへ出てみよう!

【配布場所】

都市計画課窓口
市内公共施設(各市民センター、図書館、市民交流プラザ、水生植物公園みずの森など)

道の駅「草津」
観光案内施設(くさつ夢本陣、JR草津駅観光案内所)
JR南草津駅改札前ラック

草津市のHPからデータをダウンロードすることも出来ます。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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