わたしのテスト前 vol.2『楽しく楽しく楽しく』

中高生のとき、僕はテストが好きでした。

終わったときの開放感。
やるだけのことはやったと思える達成感。

わかりやすい目標。

そんな僕がテスト前にどんなことをしていたのか、今回は書いていきます。

スイッチを入れる

僕は、毎日コツコツ勉強することが苦手なタイプ。
(生徒が毎日やっているのを見て、すごいなぁって感心してます)

だからこそ、テスト1週間前になると勉強モードに切り替えます。

この期間は、勉強以外のことはほとんどしませんでした。
マンガやゲーム、テレビなど一切見ずに、時間があれば勉強。
テストに気持ちを向けて、他のものは全てシャットアウトしたのです。

ゆずれない目標を決める

テストは、僕にとっての矜恃でした。
「これくらいは出来る自分でいたい」という自分との戦い。

5教科で450点。

ここが僕の中でのライン。
これ以下の成績は、あり得ない。

誰から言われたわけでもなく、ただただ僕が勝手に決めた目標。
でも、自分で決めたからこそやるしかなく、とても良いプレッシャーになっていました。

ゾーンに入る

まずは、ラジオを聞きながら勉強をおこないます。
勉強していくと集中が高まり、気がつけばラジオの音が聞こえなくなりました。

この状態(ゾーン)に入ると、どんどん勉強がはかどります。

ゾーンに入るために、いきなり集中を高めるのではなく、簡単な勉強からはじめて、少しずつ集中力をあげていきました。


テスト範囲表を何度も見る

テストは戦略。
どこが出るのか、なにを重点的に勉強したら良いかはすべてがテスト範囲表に記載されています。

この紙を何度も何度も見て、勉強の計画を立てました。

勉強していないところはないか、足りていないところはないか。
終わったところをチェックしながら、テスト勉強をすすめていました。

(僕なりのポイント)

・仮眠をとる

学校から帰宅すると、すぐに布団へ入り2時間ほど昼寝。

これによって、夜に勉強していても眠たくなることはありませんでした。

・先生に聞きまくる

放課後に先生が勉強会を開いてくれていました。

そこでは、テスト対策のプリントをくれたり、こっそり出るポイントを教えてもらえます。

僕は点数を取るため、ここをとにかく活用しました。

どんどん先生に聞き、どんな問題が出るかの対策をとっていたのです。

・暗記は空いている時間に

食後のまったりする時間、入浴タイム、トイレ。

そんな時間を利用して暗記。

スキマ時間に単語や社会、理科の暗記をコツコツコツコツやってました。

目次

さいごに

テストで何点とるのか。
自分の中でゆずれないところ。
それを決めるのが、テストでは有効だと僕は思っています。

だからこそ、TRY部では生徒自身でテストの目標点数を決めているのです。
やらされる勉強なんてつまんないもの。

子ども自身がテストと向き合い、どうするかを決めるのが肝心。

テスト勉強をしっかりしていたことで、集中力や計画の立て方など多くのことを僕は学びました。
みんなはイヤがるけど、テストって結果が出ると楽しくなってくるもの。

子どもたちには、もっとテスト前を楽しく過ごしてもらえたらいいなぁって僕は思っています。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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