わたしの成功体験(中高編)vol.2 自信がついたキッカケ

高校生になり挫折を味わうまでは、僕は「自分は他の人とは違う」という絶対的な自信を持っていた。
では、どんなことがあってそう至ったのかを少し考えてみよう。

目次

先生に言われた一言

『たなかくん、授業全然聞いてないんです。
でも、当てたらキチンと答えるの。ちょっと、よくわかりません。』

多分、小学一年生のとき。
三者面談かなんかで親が先生にそう言われていた。

「先生にも俺のことは理解出来ないのか」と思い、なんか「すげー俺」と思っていた。(苦笑)

このあたりから、人と違う自分を意識するようになった。

ヨーロッパ遠征

小学4年生からバイオリンをはじめて、翌年にはオーケストラでヨーロッパ遠征に行った。
初めての海外。
親元を離れ、時差ぼけにも悩まされた。
でも、この経験は小学生の僕にとても大きな影響を与えてくれた。
具体的になにがどうってわけではないけれど、自分を一回り大きくしてくれた体験だった。

左打ちへの転向

野球部に入ってしばらくして、僕は右打ちから左打ちへと変えることにした。
習得するまでには1年ほどかかった。
出来るだけ慣れるように、その期間はずっと左利きとして生活することに。
食事や授業中もハシやペンを左手で持ち、右手を使うことを自ら禁じた。

自分で決めたことを1年にもわたってまもれたことで、文字通りに「自分を信じ」られるようになった。

文化祭で主演

中学2年生のとき。
文化祭の出し物で演劇をすることになり、僕は主役を演じた。
学年部門で最優秀をとり、全校生徒の前でおこなうことになった。
舞台へあがるまでの緊張。全員が自分を見ている快感。
そのときのことは、今でもありありと覚えている。
このときの経験が、漫才をしたり、人前で話すことにつながっている。

 

まとめ

自信をつけるためには、成功体験が大切だと言われる。
けれど、僕の人生を振り返ると決してそれだけではないってわかる。
明確な自信とまではいかないまでも、小学生のときにヨーロッパへ行ったことは僕の中でとても大きい。
肥料のように、とても大切なこやしになっている。

成功することよりも、いろんなチャレンジをすること、経験すること。
それが結果的に自信へと繋がる。

そう、僕は思っている。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
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