【連載】3. みんなちがってみんないい

キミは、今日何回誰かと比べただろう?
授業中?
友達と話をしているとき?

「すごいな」「いいな」
「うらやましい」「ずるい」

自信がなくて落ち込むときってどんなときだろう?
それは、誰かと比べたときじゃないだろうか?

みんなそうだけど、やっぱり他人って良く見えるよね。
勉強できる人はすごいなぁって思うし、運動神経がいい人はうらやましい。

僕は、友達をつくるのが苦手だった。
近所のスーパーで学校の知り合いを見かけると隠れるような、そんな子どもだったんだよ。

だから、誰とでも仲良く出来る人がとてもうらやましかった。
「もっと、社交的になりたいな」と、思っていた。

誰だって出来ないこと、苦手なことがある。
キミだけじゃない。

全てがカンペキな人なんて存在しない。

出来てないことに目を向けるのは、やめよう。
出来ることに目を向けるんだ。

勉強は出来なくても宿題はしっかりやってたら、それはスゴイじゃないか。
「これくらい当たり前」と思わず、出来ていることをしっかり自分で評価してあげよう。
キミが簡単にできることでも、他の人にとってはとても難しいことだってあるんだから。

ハンバーグとラーメンとの違い

突然だけど、キミに1つ質問だ。
ハンバーグとラーメン、どちらがおいしい?

この質問にキミは、キチンと答えられるかな?
どちらが好き?だったら簡単かも知れないけれど、この質問は少し難しい。

どうやって比べたらいいか、すごくあいまいだよね。

人間も同じ。
人によって全然違う。

ラーメンにはラーメンの、ハンバーグにはハンバーグの良さがあるようにキミにもキミにしかない良さがある。

キミは、自分のことは冷静に見られないかも知れないけど、きっと良さはたくさんあるんだよ。
だから、誰かと自分を比べる必要なんて全くないんだ。

名称未設定-1

キミはキミで、他の人とは違う。
みんな違ってみんないい。

それが人間なんだよ。

出来ないことを気にするんだったら、これから変えていけばいいじゃないか。
勉強が苦手なら、勉強すればいい。

それが難しいのはわかっている。

でもね、昨日も書いたように少しずつ少しずつ変えていけばいいんだよ。
あせる必要なんてない。

キミをうらやましいなと思い、比較して落ち込んでいる人もいるかも知れない。

比べる必要なんてない。
キミは、キミだ。

人と違っているところがキミの個性で、キミの良いところ。

もっと自分をしっかり見てみよう。
良いところがきっと見つかるハズだよ。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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