D.Liveを誰かに紹介してくださった皆様へ (そしてこれから紹介するだろうあなたへ)
もうめっきり見なくなりましたけど、昔の映画やドラマでは自分の想いをつづった手紙を瓶に詰めて海に流すシーンがありました。届くか分からないけれど届いてほしいという期待を込めながら、遠く離れた人へ自分の気持ちを伝えるの象徴的なシーンでした。
いま、そんな気持ちでこの文章を書いています。
日頃、何かしらの形で私たちD.Liveを紹介してくださった皆さま。
いつも本当にありがとうございます。
できることなら、お一人お一人に直接感謝の気持ちをお伝えしたいのですが、「○○さんに紹介しました」なんて紹介の報告は近しい距離感じゃないと普通は言わないでしょうから、このような形でなんとか廻りまわってお礼の気持ちが届いたらいいなと思っています。
普段の記事とは違うテイストの文章になっていますけど、このお礼の文章を書こうと思ったのは、去年から紹介のおかげで決まった仕事が増えたからです。
講演もそうですし、不登校で悩む親子のサポートもそうです。実はフリースクール昼TRY部も紹介によってつながった縁からのスタートです。特に去年からは、私たちがお出会いしたことのない方のお名前や機関、団体の方から紹介されてお問い合わせくださる方がグンと増えました。そんな状況ですから、これはなんとかしてお礼を言いたいなと。
みなさんに助けられていることを実感しています。
D.Liveがひまわりだとするなら、紹介してくださるみなさんは太陽です。
私たちがどの方向を向けばいいか教えてくれる存在です。
いまでこそ事業も形になっていますが、D.Liveがスタートしてすぐの頃はまさに暗中模索。アイマスクをしながら手探りで道を歩いているような気持ちでした。
それくらい保護者さんや子ども達のニーズが分からなかったし、活動してる滋賀県草津市のことも分からなかった。分からないことだらけだから、始めた事業がコケて無くなったこともままありました。同じ年に法人化して事業を進めている同期のような法人と比べると、ずいぶん下手で不器用なまま今日までやってきました。
ですから、D.Liveをご紹介をいただくと、この方向で合ってたんだ、こっちに進めばいいのか、こういうニーズや気持ちがあったのか、と事業に対して確信や気づきを持つことができます。手探りで不安なまま進もうとしてた私たちにとって確信が持てることは本当に自信につながります。
ある保護者さん曰く、D.Liveは最近は忙しいからなかなか会えないと思われていることを知りました。そんなことないですよ(笑)
もっと気軽にご連絡してくださって構いませんし、紹介もぜひぜひ気軽にしてください。
というわけで最後に、D.Liveを紹介にするときに説明がしやすいよう、D.Liveのことを簡単にまとめたものを書いて終わろうと思います。
0、何をめざして活動してるのか
D.Liveは子ども達がどんなときでも前向きに挑戦できる社会をめざしています。
そのために、子どもの自尊感情や自己肯定感をふくらませる機会をつくっています。不登校だった子どもが学校に戻るとか、勉強嫌いの子どもが志望校に合格するとか、そういうことがゴールではなくて3年後や5年後。大人になったときに残る自尊感情や資質を育むことを大切にしています。
キャッチコピーは「子どもに自信を」です。
1、やっていることは大きく3つです
・子どもが安心感や成功体験を得られる居場所づくり (子ども向け)
・親が子どもを理解するための講座や定期的な面談などのサポート (保護者向け)
・自信が持てないという子どもの辛さを理解するための講演活動や白書の発刊 (社会向け)
2、子どもの居場所は3種類あります
・子ども達の自信と自分で行動する力を育てるTRY部(草津市)
・フリースクール昼TRY部(大津市)
・草津市から委託を受けているTudoToko(つどとこ)
草津市からの委託事業については対象が限られています。ご紹介にあたっては、TRY部か昼TRY部をご紹介いただけると嬉しいです。特に今年は不登校で悩む親子が自信と成功体験を得られる機会をつくることに注力しています。不登校や登校拒否に関するご相談はいつでも受け付けております。
3、D.Liveを講演に呼びたいときは
D.Liveスタッフを講師として呼びたいけれど、どんな風に紹介すればいいか分からないときはこちらの資料を配ってください。活動内容やこれまでの講演実績、講演料のことなど、企画にあたって必要な情報をまとめています。
4、D.Liveがおこなう勉強会やイベントを紹介したい
ブログメニューの「イベント情報」に、D.Liveがおこなうイベントや講座、勉強会の予定をまとめています。イベントによって申し込み方法が違う場合もございますので、ご注意ください。
5、D.Liveの活動を支える寄付を募っています。
事業が形になっていると言いましたが、それは今のスタッフで、今の事業規模に限った話です。わたしたちがめざす社会に向けて取り組みたいことはまだまだたくさんあります。けれど、それらに手を出す体力や組織基盤がありません。
事業を広げ、これからもニーズに応えていくためにD.Liveの活動と組織を支える寄付を私たちは募っています。
月々1,000円から私たちの活動に寄付ができます。どうかお力添えのほど、よろしくお願いいたします。