【11.17活動報告会レポート】D.Liveは6年間で小1から小6くらいには成長したので、アレコレぶっちゃけて報告しました

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11月17日(土)。草津市のde愛ひろばでD.Liveの活動報告会を開きました。

法人として6周年を迎えたこともあり、日頃お世話になっている方や、初めてD.Liveのイベントに参加された方も含めて30名の方にお集まりいただきました。

 

プログラムは3部構成。

第一部はスタッフの得津がD.Liveの事業や理念、どうやってスタッフが生きているかについて説明し、第二部はスタッフと保護者の事業別のトークセッション。最後の第三部では、代表の田中がD.Liveの6年間にあった2回のD.Live暗黒期とこれから実現したいことを話しました。

 

 

 

 

 

「スタッフの皆さんってどうやって生きてるんですか?」

NPOやってますと言うと、だいたい聞かれるのがこの質問です。

別のお仕事やバイトをされているんですか?とも聞かれます。

 

第一部では、D.Liveの理念や事業の概要だけではなく、こういった本当は聞きたいけどなかなか聞けないような突っ込んだ話もしました。この記事を読んでいる方の中にも気になっている人はいるでしょうし、お答えします。

 

 

D.Liveは事業費と寄付で生きています。もっといえば、かなり事業費の比重が大きいです。D.LiveがおこなうTRY部や昼TRY部はお月謝をいただいていますし、草津市から委託された事業もあります。寄付については去年くらいから本格的に募るようになったので、相対的に事業費の比率が大きくなります。

 

 

NPO経営においては、事業費と寄付(会員費含む)だけでなく、補助金や助成金を活用するように言われます。私たちも法人立ち上げ時には、事業費・補助金・寄付のバランスをよくするようにと言われてきました。

 

なぜ、助成金や補助金の申請をしなかったかといえば、自信のなさにつきます。

「まだD.Liveは補助金審査に引っかかるような団体じゃないよね」と、勝手に自分たちで見送ったものがたくさんありました。さすがにこの姿勢を反省し、最近はちょこっとだけエントリーするようになりました。ありがたいことに審査を通ったものもありました。

 

 

 

 

「子どもたちはどんな変化があるんですか?」

これもよく聞かれます。

ぼくたちD.Liveは子どもの自尊感情を高めるために3つの機会を子どもたちに提供しています。

・安心して話ができる人との関われる機会

・自分で考えたことを試す機会

・自分の特性や考え方を理解して受け容れる機会。

 

この3つです。

ただ、塾のように勉強を教える訳ではないので「そういうのが大事なのはわかるけど結局子どもはどうなるの?」とよく言われます。

 

この質問に答える意味でも、どんな方々がD.Liveに関わっているか知っていただくためにも第二部では事業ごとに保護者さんとトークセッションを行いました。

 

 

 

まずはTudoToko(つどこと)

通い始めた時は中1だった生徒が中3になって、新しく入ってくる生徒にも馴染みやすいように関わってくれているという話をしました。

 

 

 

 

 

次にTRY部(とらいぶ)。

TRY部では一週間の出来事をふりかえりながら生徒自身で一週間の目標を立てて、目標を実現するために何をするかを決める教室です。保護者さんから「家でも学校でも話せないことでもTRY部で話せると言っています。どんな風に子どもと関わっているんですか?」とご質問をいただきました。

下の写真は、「とにかく最後まで話を聞くことを意識しています。」とスタッフの山本が答えている場面です。

 

 

 

 

3番目は昼TRY部(ひるとらいぶ)。

保護者さんには、フリースクール昼TRY部を選んだキッカケをお話いただきました。京都でも通える場所に教室があることや、スタッフの人柄が主な理由だそうです。

 

 

 

 

 

最後に不登校に関する講座です。

D.Liveは子どもだけでなく、保護者さん向けにも講座をおこなっています。今回は何度も講座に足を運んでくださっている方々にお話いただいました。印象的な回を聞いたら、「講座を受けて、自分自身が変わっていくことや共感してくれることの嬉しさを感じました。印象的な回はたくさんありすぎて選べません(笑)」とのお答えでした。

 

 

 

 

 

「若いのにがんばってて偉いですよね。どうしてもやるんだと決意させるようなキッカケがあったんですか?」

例えば異業種交流会のような場面でD.Liveの概要や生徒の変化を説明すると、この質問がテッパンで飛んできます。多くの人は20代でNPOを起業なんてしないので、気になるお気持ちはよく分かります。

 

 

第三部では、代表の田中が立ち上げのキッカケや今後について話しました。

D.Liveは2012年に法人としてスタートしました。今では事業も形になってきつつありますが、初めからずっと上手くいっていたわけではありません。

 

「ぼくたちD.Liveは法人になる準備のために1〜2年くらい、毎週休みの日に天王寺のハンバーガー屋さんで得津と二人でミーティングをしていました。ぼくたちは何をしたいのか、何を解決したいのかをとにかく考えて話してのくり返しでした。それがD.Live暗黒期です。でも、実は暗黒期は2回あるんです(笑)。法人になってからも最初の2年くらいも法人の活動は土曜日だけ。平日はバイトしてて、ぼくが気づけば店長になってシフト作ったり、バイトの面接したりしてんたんです。何してんのやろうって感じですよね。それが2度目の暗黒期で、これについても2〜3時間くらい話せます。」

 

 

 

 

 

 

 

2回の暗黒期があってもなお、誰もがどんなときも前向きに挑戦できる社会を作りたい。敗者復活できる社会が作りたい。そんな気持ちだけで暗黒期を乗り切ってきました。

 

 

当初は本当に自分たちの気持ちだけで活動してきましたが、活動を続けるにつれて保護者さんの困りごとやD.Liveにしてほしいことを知れるようになりました。現在D.Liveがおこなっている事業は、そんな保護者さんのニーズが土台になっているものが多いです。

 

6年間のD.Liveのこれまでは例えるなら小学校1年生が6年生になったようなものです。入学したての小学生はまだ自分を中心に日々を過ごします。それが3、4年生くらいになると少しずつ客観的に物事を理解できるようになり、5、6年生になると周りに合わせて自分の行動を決めることができます。

 

D.Liveのこれまでは、まさに小1から小6への変化そのものでした。

来年からは子どもの成長でいうと中学生。中学生になると子どもの行動範囲はぐっと広まります。

 

D.Liveも同じです。

来年からは新しいフリースクール「ケチャップハウス(仮)」の開校や、不登校の理解を促す「不登校白書(仮)」を作成する予定です。今年から始めた動画やオンラインの支援も引き続き注力して、全国のニーズのあるところへD.Liveの活動がより一層届くようにしていきます。

 

そうはいうものの、団体としては中学生レベルなので手助けが必要なのも正直なところです。自分たちだけの力でこれらを実現するのは到底できません。

 

 

 

皆さまお一人お一人のご支援・ご声援があってこその団体です。

誰もがどんなときも前向きに挑戦できる社会の実現にむけて、これからもD.Liveへの暖かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

D.Liveは新しいフリースクール開校にむけて、毎月の寄付をしてくださるマンスリーサポーターを募集しています。1日33円からの寄付で草津市にフリースクールを1校増やすことができます。

詳しい案内はこちらから。

 

 

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。