[電子書籍、発刊] 僕の人生は、やりたいことを見つける旅だった。

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僕の人生は、やりたいことを見つける旅だった。

 

そう言えるほど、ずっとやりたいことを探していた。
プロ野球選手という夢が破れたとき、僕には何も残されていなかった。
真っ青なはずの空は、何度見てもグレーにしか見えなかった。
世界から色、香り、音が消えた。

「これからどうやって生きていこう?」

呆然として、河川敷に座り、毎日のように自問自答をした。

俺は、なにがしたいんだ?
なにができる?
これからどうやって生きていく?

学校へ行かず、河川敷で過ごす日々。

 

時間だけがたち、なにも見つからないまま僕は高校3年生になった。
大学へ行けばなにか見つかるかも知れない。
淡い期待を胸に大学へ進学したものの、なにも見つからなかった。

「ここにもないのか……」

入学して1ヶ月ほどして、「辞めよう」と思った。

ここにはなにもない。自分が得られるものなどないんだ。
そう思った。
親の反対もあり、学校を辞めることはできなかった。

でも、僕は大学へ行かなくなり、引きこもりになった。

「僕は、なにができるんだろう?」

ずっと考えていた。

やりたいことを探していた。
夢中になれることが欲しかった。
ただなんとなくで過ぎていく毎日が恨めかった。
引きこもりから1年がたった。

「なにかしよう!」と思った。

「あっ、できる」と思ったのだ。
まずは、バイトの面接に行くことから始めた。
そこから、政治家の秘書、テレビ局でのインターン、社長のカバン持ち、期間限定カフェの立ち上げ、1000人規模のイベント企画、学生団体の立ち上げと進んでいった。

でも、一向に”やりたいこと”は、見つからなかった。

就職活動のとき、僕は徹底的に自己分析をした。

自分の長所は?
将来やりたいことは?
人生で大切にしたいことは?

こういった質問にひたすら答えて、ノートに書いていった。
書いたページ枚数は、500を越えていた。

人事の人へ見せて、アドバイスをもらい、また書き直す日々。
「自分は、なにがしたいんだ?」

高校生のときに問いかけた質問に、20歳を越えても、必死で考えていた。
なにがしたいかが分からず、気が狂いそうだった。
誰もが知っている一流企業からの誘いを断り、僕はひたすらに、自分探しの日々を送った。
たくさんの職業について調べ、なにがしたいのか徹底的に考えた。

ある企業での最終面接でのこと。

社長に「キミは、違うと思ったら辞めるでしょ? だから採用するの怖いんだよね」と言われた。

「間違いないです」と、僕は即答していた。

 

妥協するつもりは、一切なかった。
自分が本当にやりたいとをいしたいと思っていた。
そこから、NPOとの出会いがあって、今の仕事を始めるわけだけど、そこまでには、血を吐くような苦しみがあった。

やりたいことが見つからないのは、こんなにも苦しいことなのかと思った。

 

だから、「やりたいことがない」と言う子どもたちの気持ちは、ほんとうによく分かる。
やりたいことがない苦しみは、手に取るように分かる。

僕は、どんな子にも可能性があると思っているし、みんなに「やりたいことを見つけて欲しい」と思っている。

きっとどんな子にも、”やりたいこと”はある。
でも、それは地中深くに埋まっていて、なかなか見えてこないだけ。
大人のサポートがあれば、きっと「やりたいこと」は見つかる。

僕は、就職活動で出会った人たち。インターンで知り合った先輩達。同級生の仲間達がいたから、やりたいことを見つけることができた。

やりたいことを見つけるのは、大変だ。難しい。

でも、絶対に誰でもやりたいことを見つけることはできる。

探し続ければ、いつかは必ず見つかる。

 

子どもがやりたいことを見つけるためのヒントを電子書籍にまとめました。

コラムのようになっており、1つは5分ほどで読める分量です。僕が血だらけになって見つけてきた方法を惜しげもなく書いています。子どもたちの実例もたくさんあります。

ぜひ、ご覧下さい!

 

子どもがやりたいことを見つけるために親ができること

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田中 洋輔

田中 洋輔

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒 好きなものは、Mac/ライフハック/ラーメン プロ野球選手を目指すも、強豪校へ入り挫折し不登校に。大学に進学するも、引きこもりになる。周りの支援で復活。「自分のようにしんどい思いを子どもたちにさせたくない」と思い、2009年、学生時代にD.Liveを立ち上げる。不登校のときの話しや自尊感情(自己肯定感)に関する講演や研修をおこなう。夢は、「能力や環境に関係なく、全ての子どもが自分の未来に期待出来る社会をつくる」こと。学生時代は、お笑い芸人として漫才をしていた過去をもつ。