なぜ、今を生きる子どもたちにとって主体性が必要なのか

LINEで送る
[`evernote` not found]
Pocket

先日、代表の田中がこのブログで、”夢があるのに勉強ができないせいで夢をあきらめてしまう子どもたち”の主体性を伸ばすためにTRY部を始めたと書いた。

(田中の記事はこちら)
TRY部は、塾だけど、陸上部です。〈子どもの自主性を伸ばす教室〉

(TRY部についてはこちら)
TRY部紹介ページ

 

TRY部スタッフは代表と同じ気持ちで日々子どもと関わり、主体性を育むことで子どもたちが夢に向かって進んでいくこと心から願っている。

 

でも、どうして子どもたちに主体性が必要なのだろう。
たしかに勉強ができないから夢をあきらめてしまうのはかわいそうだけど、それはその「子ども」にとってのこと。主体性は確かに大切なのもわかるけど、「私の子ども」には必要ない。

 

そうお考えのかたもおられるかもしれない。

 

この記事では、改めて「いまの子どもたちに主体性が必要なワケ」を田中とはすこし違い、データもふまえつつご説明したい。うちの子どもには主体性よりも先に身につけて欲しいことがあるというかたも、物は試しという気持ちでお読みいただきたい。

 

 

まずはこちらのデータを見ていただきたい。
ベネッセ総研が2015年11月に出した高校生の進路に関する意識調査から抜粋したデータだ。

社会のために貢献したいと思っている高校生が7割近くいることがわかる。

(左から「そう思う」「ややそう思う」「あまりそう思わない」「思わない」です)

 

「今の若者はなってない」なんてよく言われるが、データが示すように実は今の子どもたちは社会に対する関心が非常に高い。以前、就職を控えていた学生たちに「これからの社会はどうなると思う?」と聞いたら、彼女らは「戦争になるかもしれない」と答えて、私はビックリした。ちょうどイギリスのEU離脱に注目が集まっていた時期に聞いたこともあって国際的な動きをとても気にしているようだった。

大学生だけでなく、社会への関心が高いのは中学生も同じだ。「トランプ大統領についてどう思う?」と中3の生徒にとつぜん聞かれた時は普段の彼からはイメージできない問いかけだったので言葉に詰まった。

 

私はこんなにも社会に対して関心を持っている子どもたちがいることに大変心強く思う。きっと大人になった時には、社会の担い手として活躍してくれるだろうと。

 

だが、一方でこんなデータもあり、私は期待は風船の空気が抜けるようにしぼんでいく。

 

こちらは内閣府の子ども・若者白書の調査から抜粋したものだ。

 

 

どうして、社会に対して関心があるにもかかわらず、自分では社会を変えられないと思うのか。
その理由は”自分は自分で大丈夫”という自尊感情の低さにある。

 

先ほどご紹介した子ども・若者調査の質問に「自分自身に満足しているか?」という自尊感情についての調査項目がある。諸外国とくらべても、自分は自分で大丈夫と思えない日本の子どもたちが多くいることがわかる。

 

社会のために貢献したいのに社会を変えられないと思うのは、代表の田中が言っていた”勉強ができないから夢をあきらめる”子どもと同じ構造だ。

 

自分は勉強ができないから夢をあきらめる。
自分に自信がないから社会を変えられない。

 

たまたま私たちが出会った子どもばかりがこのような「あきらめの構造」にあるのではない。
多くの子どもたちは「あきらめの構造」にはまっている。

決して他人ごとではない。

 

私は、悩める子ども一人ひとりのためにも社会のためにもこの構造をなんとかしたいと強く思う。

 

 

こんなにも社会に対して関心もあり、夢もあるはずの子どもたちが自尊感情が低いからあきらめてしまうのは本当に残念なこと。だからこそ今、子どもたちの主体性を育むことが必要だ。

 

あなたはあなたのままで大丈夫。
勉強ができなくてもダメなところがあっても夢にむかえるんだよ。

こう示してあげる大人や場所が必要だ。

あなたはあなたのままで大丈夫と伝えてくれる大人や場所があれば、子どもの主体性は自然に育っていく。
すぐには育っていかないかもしれない。けど、どんな子どもでも必ず育つ。引きこもっていても、不登校でもだ。それは子どもたちがTRY部での成長を通して私たちに教えてくれた。

(子どもたちの成長についてはこちらから)
中学生が教えてくれた、思い通りにならないことを乗り越えるちょっとした工夫
子どもたちが自分をさらけ出すことができる教室のヒケツ

 

 

【TRY部 説明会 おこないます】

「うちの子ども行かせて見たいな」
「TRY部のこと、もっと詳しく知りたいな」

そんなかたへ向けて、説明会をおこないます。

ブログには書ききれかった、具体的な授業内容についても知ることができます。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

お電話番号 (必須)

お子さんの学年 (必須)

参加ご希望日程 (必須)
5月15日(月)5月19日(金)

ご不明点等ございましたら、こちらにお願いいたします。

LINEで送る
[`evernote` not found]
Pocket

得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。