【1.18 イベント】思春期の子どもが待っているコミュニケーション【小5〜高3保護者限定】

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思春期の子どもが待っているコミュニケーションがあるとしたら、それはどんなコミュニケーションでしょうか。

 

私たちはTRY部という教室を運営しているので、よく保護者さんからの相談を受けます。特に最近は、お子さんが学校にいきにくく不登校になった保護者さんからの相談が多いです。

 

「ずっと家にこもりきりで、何をしゃべったらいいのかわからないんです。」という相談を聞くたびに、日々お家で葛藤している保護者さんの姿が浮かびます。

なんとかしようと声をかけても思ったような反応が返ってこないと、お子さんの心がまるで分厚い氷の壁に覆われているかのように感じます。

 

けれど、どんなに分厚い氷に覆われてもその氷を溶かす方法はかならずあります。
難しいと言われる思春期の時期でも、お子さんが待っているコミュニケーションがあります。

 

子どもの自信白書を作成するためにインタビューした小6の男の子が、以前僕にこんな風に答えてくれました。

ーーお父さん、お母さんは自分のことをわかってくれてると思う?

小6男子:あまりそう思わない。話を聞いてくれることが少ない。自分が怪我したとき、自分の言ってることは合ってるのに、聞いてくれへんときがあって、「それは違うやろ」とか「なんで」とか責めてきて言いづらくなんねん。「なんで」って聞かれたら焦ってきて。同じことを何回も繰り返されたら早く答えなってなるけど答えれない。

 

この男の子が話してくれた言葉に、答えが詰まっていますよね。

 

話を聞くこと。特に子どもが話したい話を聞くことが大事です。この男の子が、もしこれからも同じように自分の話を聞いてくれない経験を重ねると、きっとお家の人と話すが嫌になって、あまり心を開いてくれないでしょう。

 

じゃあ、心を開いてくれなくなってしまったらもうダメなのか。
そんなことはないです。これは声を大にしていいたい。そんなことはないんです。

 

いくつになっても、今からでも、関係を築き直すことはできます。話を聞くことは、子どもの心を覆う氷を砕く力はありませんが、じんわりじんわり溶かす力をもっています。

 

僕の大学時代の友だちの話です。

家族については話していた時に、彼女は中学くらいから一切父親と口を聞いていないと言っていました。
一人っ子の僕は驚きました。娘と父親は不仲というのをこれまでドラマや漫画でしか見たことがなかったので、本当にこういうことがあるのか。しかも、中学くらいかなのだいたい5、6年は口を聞いていないことになります。なかなかの長さです。

けれど、お互い社会人になってあった時に気になったのでもう一度彼女のお父さんのことを聞いてみると、少しはしゃべるようになったそうです。お父さんが「おはよう」と声をかけても無視していた彼女がこんなに変わるのかと感心しました。きっかけは、お父さんが少しずつ話を聞いてくれるようになったことだそうです。

 

 

いくつになっても、親子の関係は築き直せます。
いま、保護者さんがお子さんに感じている気持ちや想いもちゃんと届けることができます。

 

そのためには、まずお子さんの話を聞いてみる。お子さんも同じように思っていることがあるからです。

 

 

とはいえ、話を聞くのは難しい。思春期は、気持ちを隠しているくせに、隠している気持ちに気づいてくれないと不満をもつ時期だからです。

 

だから、僕たちは子どもがぽろっと言ってくれたことを手掛かりに、裏にある気持ちをすくとるように話を聞くことを心がけています。
子どもはたいてい、「テストいい点やったー」とか「最近だるいー」とか、短い言葉しか言わないので、こちらとしてはすくい取るときは必死です。

 

学校で何かあったのか? それともお家でなにかったのか? テストいい点だったあの子は勉強したことを認めて欲しいのか?

 

いくつかの「聞いて欲しいポイント」を予想して質問します。

けれど、失敗もします。失敗したら子どもは、そこじゃないんだよなぁという顔をしながら「あー・・・うん」とまた短く答えます。そしたらすかさず別の質問にきりかえます。失敗を、正しいポイントじゃないことがわかったとポジティブに捉えて次に移るんです。このように「聞いて欲しいポイント」を探って、とにかく子どもの関心を知ろうということを僕たちは思春期の子どもとの関わりで心がけています。

 

 

話を聞くにしても取りつく島がないときは、何かアイテムを使ってコミュニケーションをとるのも一つです。お子さんが中高生のときに不登校になった保護者さんは手紙を書いたそうです。手紙だから普段は言えないことも整理して伝えられるし、向こうも返事をしやすいから、手紙のやりとりを何度もしたそうです。そして、手紙が起点になって直接話ができるようになり、不登校を脱しました。

手紙はちょっと…ということでしたら、小さいカードを渡すのもオススメです。TRY部では「サンクスカード」といって、画像のカードにちょっとしたありがとうや期待を伝えるようにしています。

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最後に、子どもの隠れた気持ちをすくうために一人で葛藤してきた保護者さんにお伝えしたいことがあります。一人で子どものことをどうしようかと考え続けるのはしんどいでしょうから、一緒に考えていきませんか。お子さんが待っているコミュニケーションは、保護者さんが一人で考えないといけない決まりなんてありません。

 

私たちD.Liveは、1月から「思春期の子どもとの関わりかた講座」を開きます。この講座は小5〜高3の保護者限定の講座になっておりますので、保護者さん以外の人が参加されることはありません。同じ立場の参加者同士で、じっくりと考えることができます。

 

第1回のテーマは、「思春期の子どもが待っているコミュニケーション ー親だからできること・してはいけないことー」です。これまで僕が書いてきたこと、TRY部でやっている実践や考え方を紹介しながら一緒にお子さんとのより良いコミュニケーションを探っていきましょう。

 

概要・お申し込みはこちら

自信を持った子どもに育つ! 思春期の子どもとの関わりかた講座
第1回 「思春期の子どもが待っているコミュニケーション ー親だからできること・してはいけないことー」

日時:1月18日(水) 14時〜16時
場所:コワーキングスペースMaghouse (JR瀬田駅徒歩3分)
大津市大萱一丁目9−7 ワイエムビル202
定員:20名
対象:小5〜高3 思春期のお子さんを持つ保護者さん
料金:1,000円
特典:子どもの自信白書’16 TRY部特製サンクスカードをプレゼント!

お申し込みはこちらから

 

 

 

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。