お母さん、「勉強しなさい!」って言わないで(前編)

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私は、もうすぐ中学2年生になる。
学校もすっかり慣れて、定期テストや勉強の仕方もなんとなくわかってきた。
筋トレばかりだった部活も最近はボールを触らせてもらえる。
先輩も優しいし、うまくなっていくのがとにかく楽しい。

でも、1つだけ私の中でもやもやしていることがある。
それは、お母さんが言う「勉強しなさい!」という言葉。

決して勉強していないわけじゃない。
まぁ、そりゃあ毎日勉強出来ているってことはないけどさぁ。

なにがイヤって言うと、自分が「がんばれた!」と思っても、「もっと出来なかったの?」と言われるとき。

これがこたえる。

「私のときは、もっとしたなぁ」と言われたって、正直知らんがなっって感じ!!
今と昔では違うし。

この間、授業でスタッフと長期計画を話していたときに「主体的に勉強出来るようになるって目標にしたらどう?」と提案された。

確かに私はずっと勉強はやらされている感覚を持っていた。
しないと怒られるから勉強する。
出来ればやりたくないし、マンガ読んだり、ゲームしたりしたい。
だから、どうしても「勉強するぞ!」という気持ちにはなれなかった。

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でも、“主体的に勉強する”といってもどうすればいいんだろう。
勉強が好きになれればいいけど、それは無理だと思うんだよねぇ。
イチローが「まずは、自分なりの理由を見つけてごらん。どんなものでもいいから。自分が勉強しようと思える目的が大切だから」と言っていたので、1週間じっくり考えてみた。

はじめは全然わからなかった。
お母さんは、「将来のために勉強する!」って言うんだけど、まだ将来とか実感が全然ないからわからへん。

自分なりの理由ってなんだろう?

私は、ずっと頭の中がグルグルしたまま、いつもの日常を過ごしていた。
(後編へつづく)

 

※ こちらの記事は、生徒の気持ちになってスタッフが書いています。

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田中 洋輔

田中 洋輔

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒 好きなものは、Mac/ライフハック/ラーメン プロ野球選手を目指すも、強豪校へ入り挫折し不登校に。大学に進学するも、引きこもりになる。周りの支援で復活。「自分のようにしんどい思いを子どもたちにさせたくない」と思い、2009年、学生時代にD.Liveを立ち上げる。不登校のときの話しや自尊感情(自己肯定感)に関する講演や研修をおこなう。夢は、「能力や環境に関係なく、全ての子どもが自分の未来に期待出来る社会をつくる」こと。学生時代は、お笑い芸人として漫才をしていた過去をもつ。